Amazon、コロナ不況下でも株価最高値更新
緊急事態宣言が発令されて以来、不要不急の外出自粛が続いています。
国民が自宅にこもることで外でお金を使って消費しなくなることで、レストラン、居酒屋などの飲食店などが大打撃を受けています。
飲食店以外にもディズニーリゾートを営業しているオリエンタルランドは、3月・4月と休園にしています。単純計算で年間売り上げの2か月分が無くなることを考えると、約-16%の売り上げ減となります。
そんなコロナ不況の中で躍進しているのが、ECサイトを運営しているAmazon(アマゾン)です。先日の4月16日には株式公開以来の最高値2,449ドルを記録しました。Amazonが躍進している理由として、提供しているサービスが現在の外出自粛生活をサポートしていることが考えられます。
簡単にピックアップしてみます。
- 食品や生活用品などのネット通販
- 映画やオリジナル番組などが見放題の動画配信サービス
- 電子書籍が手軽に読めるKindleサービス
- 楽曲聞き放題のサービス
以上のように、外出自粛やテレワークなどで巣ごもりをしている人にとっては便利なサービスが展開されています。特に外出自粛でネット通販による買い物をしている人も多いのではないでしょうか。
前日、コロナ不況で大打撃を受けている空運業の話をしましたが、今回のAmazonのように需要急増で躍進している企業もあります。
また、Amazonはこの需要急増に対応するため、追加で大幅な人員を採用する予定だというニュースもありました。
業種によって明暗がハッキリしていますが、コロナ不況下ではAmazonのように需要急増で躍進している企業は少なく感じます。
暗いニュースが続いていますが、この不況下でも躍進しているAmazonのような企業に注目していきたいと思います。