機能性素材でお馴染みのファーマフーズ、2021年7月期本決算 純利益は38.41億円で増収増益
機能性素材(鶏卵抗体、ギャバなど)でお馴染みのファーマフーズ、2021年7月期本決算が発表され売上高は前年同期比204.5%増の467.52億円、純利益は455.9%増の38.41億円で増収増益となりました。
今回の決算で前年同期比5倍以上の純利益となり、12期連続増収、6期連続増益となりました。
また2022年7月期の連結業績予想(2021年8月1日~2022年7月31日)に関しては、現時点で純利益は40.21億円と見込んでいます。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- ヒット商品「ニューモ®育毛剤」を中心に顧客獲得が進展し、前期末と比較し3倍近い定期顧客件数に
- 海外を中心に成長中の美白素材「Cerepron®(セレプロン)」の売上が前期比21.4%増で好調
- 育毛素材「HGP®」は、「ニューモ®育毛剤」の国内シェアNo.1の実績が高く評価され、特に中国での需要が増加し、売上増
- 通信販売事業は、テレビ及びインターネットを中心に、想定より高い顧客獲得効率になる
事業別の売上高は下記になっています。
- バイオメディカル事業の売上高:3.75億円(前期比101.4%増)
- 機能性素材事業の売上高:28.52億万円(前期比10.7%増)
- 通信販売事業の売上高:435.24億万円(前年同期比245.7%増)
育毛剤、サプリメント、化粧品が好調で、通信販売事業は飛躍的な業績となりました。
なお、発表されたファーマフーズのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年7月期 | 2021年7月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 15,353 | 46,752 | 204.5% |
営業利益 | 740 | 5,673 | 666.6% |
経常利益 | 788 | 5,767 | 631.0% |
純利益 | 690 | 3,841 | 455.9% |
ファーマF、今期経常は微増で5期連続最高益更新へ
21年7月期の連結経常利益は前の期比7.3倍の57.6億円に急拡大し、22年7月期は前期比0.4%増の57.8億円とほぼ横ばいを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
ファーマフーズ株価の動き
ファーマフーズの株価、4月には3,820円で年初来高値を更新しています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年9月7日終値 | 2021年9月6日終値 | 増減率 |
---|---|---|
1,144円 | 2,989円 | 161.3% |
コロナの中でも最高益更新と快調な決算となったファーマフーズ、この調子で7期連続増益となるのか今後も注目していきたいですね。