コロナウイルスで航空業界が大ダメージ

コロナウイルスで航空業界が大ダメージ

コロナウイルスによりさまざまな業種がダメージを受けていますが、その中でも目立つのが航空業です。

航空業と言えば、日本を代表する企業にANAとJALがあります。今回のコロナ騒動によりこの2社は大幅減便・運休をせざるを得ない状態で、苦しい状況に立たされています。

株価を見た場合、ANAは今年の1月中旬には1株3,600円近くあったのですが、4月3日の終値は2,198円でした。

また、JALは今年1月には3,400円近くあった株価は、4月3日の終値は1,733円でした。

それぞれの下落率を見ると、ANAは約-40%、JALの場合はそれ以上の約-50%となっています。

夏までには終息できるか!?

直近のGWですが、通常では国内・海外の旅行で航空業界は繁忙期にあたりますが、関係者の話では「GW中の予約も4月とほぼ同じ状況で、同規模の減便・運休が続くだろう」と言われています。

このまま終息することなく長引いた場合、夏休み旅行で利益の見込めるサマーシーズンも大ダメージを受けることが想定されます。

業界の中でも今回大きなダメージを受けている航空業、そしてその代表格であるANAとJAL。直近の対応としては、ANAは社員を一時帰休させたり、JALは役員報酬10%を自主返上するとの報道がありました。
今後、決算発表などで大幅な減収が目の当たりになった場合、株価も更に下落することが考えられます。この窮地にどう対応していくのか両社から目が離せません。