日高屋でお馴染みのハイデイ日高、上期決算(3-8月)が赤字転落
ラーメンチェーン店の日高屋でお馴染みハイデイ日高、21年2月期第2四半期累計(3-8月)決算が先ほど発表され、減収減益の赤字となりました。
4月の緊急事態宣言における外出や営業活動の自粛などが売上に大きく響き、緊急事態宣言が解除された後も、外食が敬遠されたり営業時間が短縮されたことも売上減の影響となりました。
コロナによる売上対策として、テイクアウト、デリバリーのニーズに対応した販売体制の強化、WEB予約システムの導入等を行っていますが、残念ながら赤字転落の結果となっています。
ハイデイ日高、上期経常が赤字転落で着地・6-8月期も赤字転落
ハイデイ日高が9月28日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常損益(非連結)は20.6億円の赤字(前年同期は22.7億円の黒字)に転落した。
本日発表されたIR情報の詳細は下記になっています。
2019年3月~ 2019年8月 |
2020年3月~ 2020年8月 |
増減率 | |
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売上高 | 21,102 | 14,109 | -33.14% |
営業利益 | 2,280 | 2,070 | -9.21% |
経常利益 | 2,274 | 2,061 | -9.37% |
株価はコロナ前の水準までは戻っていませんが、今年の終値ベースで、年初来安値と直近の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年3月13日終値 | 2020年9月28日終値 | 増加率 |
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1,240円 | 1,887円 | 52.18% |
コロナの影響で依然厳しい状況が続いているハイデイ日高ですが、日高屋では9月に期間限定で「エビ塩ラーメン」を投入するなど商品展開をおこなっています。
また、8月には新しい試みとして、スパゲティとワインを楽しめる「亀よし食堂」を町田にオープンさせています。
新メニューや初のスパゲティ屋さんとなる新店舗出店と対策を講じているハイデイ日高、今後も見守っていきたいですね。