IT分野に高い実績を持つITbookホールディングス、上場来高値更新
IT(情報技術)コンサルティング事業を行っているITbookホールディングスが、今週末の9月25日(金)に上場来高値を更新し1株1,060円を記録しました。
ITbookは行政機関へコンサルティングサービスを手掛けていて、菅新政権後、「デジタル庁」創設、マイナンバーカードの更なる普及など、政府のデジタル・IT報道により関連企業として注目されていました。
それを象徴するかのように、IT分野に高い実績を持つITbookは、材料視され連日株価を上昇させ、25日は上場来高値を更新する結果となりました。
ITbook、上場来高値 行政のデジタル化で思惑買い
23日の東京株式市場で地方自治体向けにIT(情報技術)コンサルティングを手掛けるITbookホールディングス株が急伸した。一時前日比17%高となる950円まで上昇し、上場来高値を更新した。
週末、取引開始の9時台は順調に株価を上昇させて上場来高値を更新したITbookですが、その後は上場来高値更新による利益確定の売りもあり、値を下げ終値912円、前日比-94円(-9.34%)となりました。
上場来高値を更新した株価、終値ベースで比較すると、年初来安値は3月16日の290円、年初来高値は9月24日の1,006円、増加率246.9%となっていて、コロナ禍でも順調に株価を上昇させていることがうかがえます。
2020年3月16日終値 | 2020年9月24日終値 | 増加率 |
---|---|---|
290円 | 1,006円 | 246.9% |
政府が今後も力を入れるマイナンバーカードの更なる普及報道により注目されているITbook、週末は利益確定の売りで株価は値下がりしましたが、広い目で見ると上昇傾向がうかがえるので今後も注目していきたい企業ですね。