CoCo壱番屋でお馴染みの壱番屋、2021年2月期本決算 純利益は46.7%減の17.36億円で減収減益
カレーハウスCoCo壱番屋を運営する株式会社壱番屋、2021年2月期本決算が発表され売上高は前年同期比14.1%減の442.46億円、純利益は46.7%減の17.36億円で減収減益となりました。
また2022年2月期の業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)の通期に関しては、現時点で純利益は35億円と見込んでいます。
今回の減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- コロナの影響で店舗売上高が前年水準を大きく下回り、大幅な減益となった
配達代行やネット注文により、宅配とテイクアウトを合計した弁当売上は、前期比34.3%増となりました。
2022年2月期の業績に関しても現時点では増収増益の見込みで、純利益は前期比の2倍の35億円となっています。
なお、発表された壱番屋のIR情報の詳細は下記になっています。
2020年2月期 | 2021年2月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 51,495 | 44,246 | -14.1% |
営業利益 | 5,204 | 2,559 | -50.8% |
経常利益 | 5,424 | 3,104 | -42.8% |
純利益 | 3,257 | 1,736 | -46.7% |
壱番屋、今期経常は52%増益へ
21年2月期の連結経常利益は前の期比42.8%減の31億円に落ち込んだが、22年2月期は前期比52.1%増の47.2億円にV字回復する見通しとなった。
壱番屋の株価、今年に入り1月には5,230円で年初来高値をつけています。
壱番屋の株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年4月6日終値 | 2021年4月6日終値 | 増減率 |
---|---|---|
3,870円 | 4,935円 | 40.6% |
壱番屋の株主優待は飲食優待券
現時点(2021年4月)、壱番屋の株主優待は、店内での飲食以外にお持ち帰り弁当、宅配弁当、店内商品に使える飲食優待券となっています。
100株以上 | 1,000円相当 (500円券×2枚) |
年間2,000円相当 |
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200株以上 | 2,000円相当 (500円券×4枚) |
年間4,000円相当 |
1,000株以上 | 6,000円相当 (500円券×12枚) |
年間12,000円相当 |
2,000株以上 | 12,000円相当 (500円券×24枚) |
年間24,000円相当 |
コロナの影響で今回の本決算は減収減益となった壱番屋、来期は現時点の見込みとして純利益は2倍の35億円としています。見込み通りの業績となるのか今後も注目していきたいですね。