クレベリン特需!大幸薬品が最高益
「ラッパのマークの正露丸」でお馴染みの大幸薬品が、同社が販売する除菌消臭剤シリーズ「クレベリン」の売り上げ増加で最高益をあげました。
大幸薬品、20年3月期純利益73%増 除菌消臭剤好調
大幸薬品が12日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比73%増の24億円と過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、除菌消臭剤シリーズ「クレベリン」の売り上げが増加した。
「空間除菌」をうたっているクレベリン商品ですが、過去に消費者庁より"「空間除菌」根拠なし“と言われたことがあります。
「空間除菌」根拠なし 消費者庁、17社に措置命令
二酸化塩素を発生させるグッズを部屋に置いたり首に掛けたりするだけで「空間を除菌できる」とうたった宣伝には根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認など)に当たるとして、消費者庁は27日、販売する17社に再発防止などを求める措置命令(行政処分)を出した。
消費者庁によると、対象は据え置き型が大幸薬品の「クレベリンゲル」など10商品で、携帯型が中京医薬品(愛知県半田市)の「クイックシールドエアーマスク」など15商品。
未知のウイルスである新型コロナウイルスを前に、可能な限りの感染予防手立てとして藁をもすがる!?思いで使っている方もいるのかもしれません。
気になる株価は、前年までは1,000円以下で推移していたのですが、コロナ禍で一時2,000円を突破したりと現在は1,800円前後で推移しています。
今後はクレベリンが同社の不動主力商品となり、「ラッパのマークのクレベリン」と耳にする機会があるのかもしれません。