アメリカの果物と野菜、残留農薬ランキング
アメリカの非営利の環境保護団体、環境ワーキンググループ(EWG)がおこなっているアメリカの果物と野菜の残留農薬調査で、最も残留量が多い農産物が発表されました。
2020年版 残留農薬が多い&少ない食材をランキング
毎年春になると「EWG」では、非営利の専門家が懸念する残留農薬を含む果物や野菜のリストを公開している。そのリストは健康のエキスパートやこの分野に詳しい消費者から「ダーティー・ダズン」と呼ばれ、長い間従来の農業方法のあり方に疑問を投げかけている。
団体のEWGは2004年以来毎年、消費量の多い果物と野菜をピックアップし、その残留農薬を調べランキングをまとめているそうです。
そして気になる2020年度版のランキングは下記の通りです。
2020 ダーティー・ダズン(汚染された12品目)
- イチゴ
- ほうれん草
- ケール
- ネクタリン
- りんご
- ブドウ
- 桃
- さくらんぼ
- 梨
- トマト
- セロリ
- ジャガイモ
2020 クリーン15(クリーンな15品目)
- アボカド
- スイートコーン
- 冷凍エンドウ豆
- なす
- アスパラガス
- カリフラワー
- カンタロープメロン
- ブロッコリー
- キノコ
- キャベツ
- ハニーデューメロン
- キウイ
残念なことにワースト1位となったイチゴは実に5年連続で王座に君臨しているそうです。アメリカのイチゴですが、日本の一般的なスーパーではほとんど目にする機会は無いように思います。店頭に並んでいるのは、ほぼ国産イチゴですから。強いてあげるとすれば、冷凍フルーツ関連でアメリカのイチゴを見かける程度でしょうか。
EWGという日本では聞きなれない団体ですが、このような資料は健康的な食生活の一例として参考になりますね。