若返りの大敵、AGEを予防
老化を進めるAGE
先日読んだ牧田善二先生の「老けない人はこれを食べている」。こちらの本では老けの原因であるAGE(終末糖化物質)とその対策について書かれていました。備忘録も兼ねて、こちらでは本の感想を記しておきます。
AGEは見た目の老化だけではなく、血管の老化、白内障や認知症にも関係するそうです。そんなAGEは、AGEを含む食べ物により、日々の食事から我々の体にたまっていくのです。
老化を進めるワーストフード3として、本では下記の食べ物を紹介しています。
- フランクフルトソーセージ
- ベーコン
- フライドポテト
また、同じ食材でも調理方法によってAGEの数値が大きく変わるらしく、高温で調理するほどAGEが増えることが指摘されています。
食品名 AGE含有量 鶏むね肉
(皮なし)生肉 692KU/90g 煮る(1時間) 1011KU/90g 焼く(15分) 5245KU/90g 揚げる(8分) 6651KU/90g 電子レンジで加熱(5分) 1372KU/90g 出典:老けない人はこれを食べている
怖いAGEですが、本ではその対策して老け予防の食べ物が紹介されています。一部をピックアップすると、レモン・酢・ビネガーなどのクエン酸系の食べ物です。
紹介されている様々な食べ物を上手くとり入れ、日々の老け予防に役立てたいものです。
AGEの対策として
- AGEを多く含む食べ物を控える
- 高温調理(揚げる)などで食べ物のAGEが増えるので、生で食べられる物は生で食べる
熱を使った調理法では、AGEを増やさないためには「茹でる」「蒸す」「煮る」がおすすめだそうです - 老け予防の食べ物を積極的に取り入れる
食事は毎日とり続ける習慣なので、日ごろの食事による気づかいで将来の老けが左右される、そんな大切さを改めて感じさせてくれる一冊でした。