DCMホールディングス、2021年2月期3Q決算(3月-11月)は純利益63.2%増の190億6,100万円で過去最高益を更新
ホームセンターでお馴染みのDCMホールディングス、2021年2月期第3四半期が発表され営業収益が前年同期比8.1%増の3,644億1,000万円、純利益は63.2%増の190億6,100万円で過去最高益を更新し、増収増益となりました。
また、併せて発表された通期決算予想に関しては、41.5%増の195億円としています。
コロナの中での増収増益、主な理由として下記のことがあげられます。
- マスクやアルコール除菌、ハンドソープなど新型コロナウイルス対策商品の販売が好調に推移
- 外出自粛、在宅勤務などの生活様式の変化で、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、インテリア用品などが好調
コロナ関連の商品が好調だった一方、工事リフォーム関連は低調となりました。
なお、発表されたDCMホールディングスのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年2月期 第3四半期 |
2021年2月期 第3四半期 |
増減率 | |
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営業収益 | 337,212 | 364,410 | 8.1% |
営業利益 | 17,886 | 28,219 | 57.8% |
経常利益 | 17,391 | 27,856 | 60.2% |
純利益 | 11,682 | 19,061 | 63.2% |
DCM、3-11月期(3Q累計)経常は60%増益で着地、今期配当を2円増額修正
21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比60.2%増の278億円に拡大し、通期計画の295億円に対する進捗率は94.4%に達し、5年平均の88.0%も上回った。
コロナショックの3月には一時882円となり年初来安値を記録したDCMホールディングスの株価、その後はコロナ前の水準以上に上昇し、島忠へのTOB報道(その後、不成立)もあり9月には1,580円で年初来高値を更新しています。
DCMホールディングスの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月16日終値 | 2020年12月28日終値 | 増減率 |
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912円 | 1,189円 | 30.4% |
DCMホールディングスの株主優待は株主買物優待券
現時点のDCMホールディングス株主優待は、指定の店舗で使えるお買い物券(500円~)となっています。
保有株式数 | 継続保有3年未満 | 継続保有3年以上 |
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100株以上 | 500円 | 2,000円 |
500株以上 | 1,000円 | 3,000円 |
1,000株以上 | 2,000円 | 5,000円 |
今回の3Q決算で増収増益、そして過去最高益を更新したDCMホールディングス、一緒に発表された通期予想も増益を見込んでいるので今後も注目したいきたいですね。