東京海上ホールディングス、2020年度半期決算は純利益-46.5%の623.93億円
国内最大の損害保険グループである東京海上ホールディングス、2021年3月期半期決算が発表され売上高である経常収益が2兆7,437億円、純利益は前年同期比-46.5%の623.93億円となりました。
そして併せて発表された通期予想に関しては、経常利益を従来予想の2,650億円→3,100億円の+17.0%、純利益は1,750億円→2,000億円の+14.3%とそれぞれ上方修正をおこないました。
今回の減益はコロナの影響が主因なのですが、それ以外の理由として下記のことがあげられます。
- 国内の生命保険料は事業保険の解約増加や円高の影響で減収
なお、発表された東京海上ホールディングスのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年3月期中間期 | 2021年3月期中間期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
経常収益 | 2,743,021 | 2,743,719 | 0.0% |
経常利益 | 147,485 | 109,167 | -26.0% |
純利益 | 116,611 | 62,393 | -46.5% |
出典:2020年度 | IR説明会・決算電話会議 | 東京海上ホールディングス
【決算】東京海上、今期経常を17%上方修正、配当も35円増額
東京海上ホールディングス <8766> が11月19日後場(14:45)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.0%減の1091億円に減った。
3月にはコロナショックで一時4,167円となり年初来安値を記録した東京海上ホールディングス株価、その後の株価はコロナ前の水準には及びませんが、最近は上昇傾向にあります。
東京海上ホールディングスの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月18日終値 | 2020年11月20日終値 | 増減率 |
---|---|---|
4,223円 | 5,453円 | 29.1% |
コロナの影響で半期決算は減益となった東京海上ホールディングス、併せて発表された通期予想では上方修正をおこなっているので、今後の収益は上昇傾向であることを期待したいですね。