エヌビディア(NVIDIA)、過去最高の売上高47億2,600万ドル
アメリカの半導体メーカーであるエヌビディア、先日2020年8~10月期決算が発表され、売上高が前年同期比57%増の47億2,600万ドル(約4,900億円)となりました。
新しい「半導体チップの王」と称賛されるエヌビディア、前回発表された5~7月期の売上高38億6,600万ドルに続き、2四半期連続で過去最高の売上高となりました。
パソコンやゲーム機のGPU(画像処理半導体)に特化しているエヌビディア、2017年3月に発売された任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」はエヌビディアの技術が採用されています。
今回の決算、コロナの影響下でも増収増益の理由として下記のことがあげられます。
- 二本柱であるデータセンターとゲーム事業がともに伸長し、データセンターは前年比162%、ゲームは37%増加
なお、発表されたエヌビディアのIR情報の詳細は下記になっています。
2021会計年度第3四半期 | 前年同期比 増減率 | |
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売上高 | 4,726 | 57% |
営業利益 | 1,398 | 51% |
純利益 | 1,336 | 49% |
出典:NVIDIA Announces Financial Results for Third Quarter Fiscal 2021 | NVIDIA Newsroom
Nvidia、8~10月は売上高過去最高 ゲーム2000億円超
米エヌビディアが18日発表した2020年8~10月期決算は、売上高が前年同期比57%増の47億2600万ドル(約4900億円)だった。
株価はコロナ前の水準以上に上昇
コロナで3月には一時180.75ドルの年初来安値を見せたエヌビディアの株価、その後は上昇傾向を維持しつつ9月2日には一時588.01ドルで上場来高値を更新しています。
エヌビディアの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月16日終値 | 2020年11月20日終値 | 増減率 |
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196.4ドル | 523.51ドル | 166.6% |
第2、第3四半期連続で売上高が過去最高で好調なエヌビディア、今後も注目したい優良企業したいですね。