鳥貴族、8-10月期1Q決算は純利益-2,300万円で赤字
焼鳥をメインとする居酒屋でお馴染みの鳥貴族、2021年7月期の第1四半期決算が発表され売上高が前年同期比-26.8%の62億2,600万円、純利益は2,300万円の赤字で減収減益となりました。
鳥貴族といえば以前「Go To Eat」で、夕食時に飲食代金に関係なく次回以降使える1,000ptが付与されることを利用し、鳥貴族で1品298円(税込327円)のみを注文し1,000ptを手にするという「トリキの錬金術」なるものが話題となりました。(その後、対策として少額飲食は対象外に)
鳥貴族1Q決算は他の外食産業に漏れず、新型コロナウイルスの影響が大きく出ています。
今回の1Q決算での減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- コロナによる東京都をはじめとする営業時間短縮要請等が大きく影響し売上高が減少
なお、発表された鳥貴族のIR情報の詳細は下記になっています。
2020年7月期 第1四半期 |
2021年7月期 第1四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 8,509 | 6,226 | -26.8% |
営業利益 | 503 | -166 | - |
経常利益 | 499 | 18 | -96.3% |
純利益 | 318 | -23 | - |
鳥貴族の20年8~10月期 最終損益2300万円の赤字
鳥貴族が4日発表した2020年8~10月期の単独決算は、最終損益が2300万円の赤字(前年同期は3億1800万円の黒字)だった。
8月には一時1,163円となり年初来安値を記録した鳥貴族の株価、その後もコロナ前の水準に戻ることはなく小幅な値動きを見せています。
鳥貴族の株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年8月3日終値 | 2020年12月4日終値 | 増減率 |
---|---|---|
1,188円 | 1,473円 | 24.0% |
鳥貴族の株主優待はお食事券
現時点の鳥貴族株主優待は、「鳥貴族」でご飲食代金として使えるお食事券となっています。
100株以上 | 1,000円相当のお食事ご優待券 |
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300株以上 | 3,000円相当のお食事ご優待券 |
500株以上 | 5,000円相当のお食事ご優待券 |
鳥貴族社長の大倉忠司氏、ご子息はあの有名人
鳥貴族の創業者で社長の大倉忠司氏、そのご長男は関ジャニ∞として活躍している大倉忠義さんです。大倉氏の3人のご子息は、鳥貴族には就職することなく、それぞれの道を歩んでいるようです。
関ジャニ∞大倉、父親の鳥貴族社長が「継がせない。自分の夢を追いかけて」
人気焼き鳥居酒屋「鳥貴族」の創業者で社長の大倉忠司氏(57)が29日、BS朝日の「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」に出演し、長男で関ジャニ∞の大倉忠義(31)をはじめ3人の息子に、会社を継がせないことを明言した。
コロナにより苦戦を強いられている外食産業ですが、今後のワクチンによる進展で変化が生じるかもしれませんね。鳥貴族、今後も注目していきたいですね。