ツイッター株が上場来高値更新！2023年までに売上高を倍増させる計画を発表
米国時間2月25日の米国株市場で、日本でもお馴染みのSNS「ツイッター（Twitter）」を運営するツイッター社の株価が1株80.65ドルで上場来高値を更新しました。
この日の米国株市場は、NYダウは-559.85ドル（-1.75%）、ナスダックは-478.54ドル（-3.52%）共に下落をした中で、ツイッターは前日比2.67ドル高の終値74.59ドル（3.71%増）で取引を終えました。
この株価上昇は、2月25日朝に発表された長期目標が要因だと言われています。
その長期目標の大まかな内容は下記になります。
- 年間総売上高を2020年の37億ドル（約3,929億円）から2023年に75億ドル（約7,965億円）以上に少なくとも倍増させる
- 2023年第4四半期までに「収益化可能な」１日当たりの平均アクティブユーザー数を少なくとも3億1,500万人にする
Twitterが2023年までに売上高を倍増させる計画を発表、デイリーユーザー3.15億人を目指す
2021年バーチャル投資家イベントを前に、Twitter（ツイッター）は米国時間2月25日朝、ユーザーベースと売上高の成長、プラットフォームでの新機能展開のスピードアップに焦点を当てた3つの長期目標を発表した。
また、今後搭載予定の新機能も発表されました。
その新機能、いくつかピックアップすると
- 「SUPER FOLLOW」：クリエイターをファンが支援できる機能
- 「SMARTER SAFETY」：不適切なツイートなどを自動ブロックする機能
- 「REVUE」：有料・無料のニュースレター機能
さらに、初期のベータ版が展開されている音声コミュニケーション機能「SPACE」も強化し、より親密な交流の場として拡大予定としています。
Twitter、クリエイター支援「SUPER FOLLOW」など新機能。自動ブロックも
投資家からの好感で株価は上場来高値更新
3月にはコロナショックで一時20ドルとなり年初来安値を記録したツイッターの株価、その後は上昇傾向にありました。
ツイッターの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
| 2020年3月18日終値 | 2021年2月25日終値 | 増減率 |
|---|---|---|
| 22ドル | 74.59ドル | 239.0% |
2023年までに売上高倍などの増長期目標により株価が上場来高値を更新したツイッター、この勢いで更に躍進していくのか、今後も注目していきたいですね。