ソニー、4-9月期2Q決算は増収増益!来月は待望のPS5発売
世界的にも有名な日本を代表するソニーの2021年3月期第2四半期決算が発表され、売上高が4兆824億500万円(前年同期比0.9%増)、純利益が6,928億8,500万円(103.8%増)と増収増益の結果となりました。
ソニーの好決算、その理由として下記があげられます。
- コロナの「巣ごもり需要」によってゲームソフトや音楽配信の売り上げが伸長、ゲーム事業・音楽事業が好調し他事業の不調をカバー
- ゲーム事業ではゲームソフト「Ghost of Tsushima」がヒット
- 音楽事業では、アーティスト・米津玄師さんの作品が増収に貢献
このようなゲーム事業や音楽事業の好調を受け、21年3月期業績予想も上方修正しました。
現在、東宝と共同配給の人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒット、また来月の11月12日には待望の家庭用ゲーム機 PS5が発売予定となっています。
映画「鬼滅の刃」はコロナにより上映が制限されている中で、公開から10日間で興行収入が100億円突破し話題になっています。
また、来月に発売予定の人気ゲーム機・PS5、十時副社長によれば、累計販売数は1億台を目指すとされています。
発表されたIR情報の詳細は下記になっています。
2020年3月期 第2四半期 |
2021年3月期 第2四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高及び 営業収入 |
4,047,983 | 4,082,405 | 0.9% |
営業利益 | 509,880 | 546,159 | 7.1% |
純利益 | 340,009 | 692,885 | 103.8% |
ソニーの2Q、増収増益に“鬼滅”貢献 PS5は初年度販売数で“PS4超え”目指す
ソニーが10月28日に発表した2021年3月期第2四半期累計(20年4月~9月)の連結決算は、売上高が4兆824億500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益が5461億5900万円(同7.1%増)、純利益が6928億8500万円(同2.0倍)と増収増益だった。
3月のコロナショック時には大幅下落したソニーの株価ですが、その後はコロナ前の水準以上に上昇し、8月には年初来高値の8,920円を記録しました。
ソニーの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月16日終値 | 2020年10月30日終値 | 増減率 |
---|---|---|
5,633円 | 8,674円 | 54% |
今回の決算発表で増収増益と好調ぶりを示したソニー、ただいま共同配給の映画「鬼滅の刃」は大ヒット中、そして来月はPS5が発売予定と話題が尽きません。業績予想を上方修正し躍進中のソニー、今後も注目したい企業ですね。