KDDI、2022年3月期本決算 純利益は3.2%増の6,724億円で増収増益
携帯電話の料金プランpovoでお馴染みのKDDI、2022年3月期の連結業績(2021年4月-2022年3月)が発表され売上高は前期比2.5%増の5兆4,467億円、純利益は3.2%増の6,724億円で増収増益となりました。
また2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)に関しては、純利益6,880億円(前期は6,724億円)を見込んでいるとの発表がありました。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- 金融事業は、決済・金融(au PAY、au PAYカードなど)の取扱高が11兆7,000億円にのぼり前期比29%増で伸長
- 法人事業の営業利益は1,860億円(前期は1,675億円)と11%増
- 楽天グループなどに通信回線を貸して得られるローミング収入などが伸長
純利益は3.2%増の6,724億円で過去最高となりました。
なお、発表された日本郵船のIR情報の詳細は下記になっています。
2021年3月期 | 2022年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 5,312,599 | 5,446,708 | 2.5% |
営業利益 | 1,037,395 | 1,060,592 | 2.2% |
経常利益 | 1,038,056 | 1,064,497 | 2.5% |
純利益 | 651,496 | 672,486 | 3.2% |
出典:投資家情報 (IR) | 企業情報 | KDDI株式会社
KDDI、今期最終は2%増で10期連続最高益、10円増配へ
22年3月期の連結最終利益は前の期比3.2%増の6724億円になり、23年3月期も前期比2.3%増の6880億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
KDDI株価の動き
KDDIの株価、現時点の年初来安値は1月の3,383円、年初来高値は5月の4,371円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2021年12月2日終値 | 2022年5月13日終値 | 増減率 |
---|---|---|
3,272円 | 4,247円 | 29.8% |
KDDIの株主優待はカタログギフト
現時点(2022年5月)のKDDI株主優待は、「au PAY マーケット商品カタログギフト」となっています。
株主優待の内容ですが、株主優待として贈られるカタログギフトパンフレットより、希望のギフトを選べる仕組みとなっています。
また、株の保有期間によってカタログギフトの内容がアップグレードします。100株の保有年数が5年未満の場合は3,000円相当のカタログ商品を選べ、5年以上になると5,000円相当から選ぶことができます。
100株以上 | 5年未満:3,000円 | 5年以上:5,000円 |
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1,000株以上 | 5年未満:5,000円 | 5年以上:10,000円 |
100株保有している私も株主優待としてカタログギフトパンフレットが贈られてきました。(私の場合、保有期間が5年未満のため3,000円相当の商品が選べるカタログです)
KDDIの株主優待が届きました。優待はカタログギフトです。5年以上の保有でカタログ内容がアップグレードするので、このままKDDI株は保有し続けます。#KDDI #株主優待 #カタログギフト pic.twitter.com/HKeIZB4XXq
— おトクな生活 (@otokunaseikats1) June 17, 2020
2022年3月期本決算は増収増益となったKDDI、2023年3月期の純利益は6,880億円(前期比増減率:2.3%増)を見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。