キユーピー、コロナで家庭用商品の消費が伸びるも減収減益
キューピー人形のかわいいロゴマークでお馴染みのキユーピー、先日2019年12月~20年8月期の第3四半期決算が発表され、減収減益の結果となりました。
コロナによる外出自粛で自宅での食事が増え、家庭用商品の消費が伸びる一面もありましたが、減収減益となったキユーピーはその理由として下記をあげています。
- 外食店向けを中心とした業務用商品の販売数量が減少した
- 食用油およびタマゴなどの主原料価格の上昇が利益に響いた
発表されたIR情報の詳細は下記になっています。
2019年12月1日~ 2019年8月31日 |
2020年12月1日~ 2020年8月31日 |
増減率 | |
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売上高 | 407,467 | 397,791 | -2.37% |
営業利益 | 25,000 | 20,432 | -18.27% |
経常利益 | 26,227 | 20,943 | -20.15% |
純利益 | 14,737 | 10,961 | -25.62% |
キユーピー、純利益26%減 業務用苦戦 19年12月~20年8月期
キユーピーが1日発表した2019年12月~20年8月期の連結決算は、純利益が前年同期比26%減の109億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外食店向けを中心とした業務用の調味料やタマゴの販売が落ち込んだ。
キユーピー株価ですが、コロナ前の水準に戻りつつあり、ここ最近は上昇傾向となっています。
今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月16日終値 | 2020年10月6日終値 | 増減率 |
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1,823円 | 2,303円 | 26.33% |
ちなみに昨年の令和元年はキユーピーにとって創業100周年でありました。業績にコロナの影響がはっきり出た結果となっていますが、ここ最近の株価上昇のように業績を回復させてもらいたいですね。