テスラ、S&P500に採用!時間外取引で株価1割近い上昇
電気自動車でお馴染みの米国企業テスラ、今回このステラの株がS&P500種株価指数に新規採用と発表されました。
主要産業の主要企業500銘柄から構成されているS&P500に採用ということで、本来なら日本時間の23:30から開く米国市場ですが、ステラ株はこの報道により時間外取引で1割近い上昇を見せています。
テスラ株、S&P500に採用へ 時間外で株価急伸
米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは16日、ナスダック上場の米テスラ株をS&P500種株価指数に新規採用すると発表した。
銘柄採用には、時価総額や企業業績などに条件があるので、それらをクリアし採用されることで株価が上昇するのはうなずけます。
以前、オンラインゲーム会社のネクソンが、日経平均銘柄採用との報道で株価が急騰したことがありました。
テスラのここが凄い!
電気自動車で有名なテスラ、凄いポイントをピックアップしてみました。
- 2020年第3四半期、売上高、営業利益、純利益ともに過去最高!純利益は3億3100万ドルで第2四半期より218%の大幅増
- 2020年7月にトヨタを上回り、世界の自動車メーカーで時価総額No.1に
- 電気自動車の販売台数No.1
- CEO(最高経営責任者)はイーロン・マスク氏
株価同様に業績も好調なテスラ、7月1日の時点で、テスラの時価総額は約2,070億ドル(約22兆2,300億円)で首位に躍り出ました。
また、環境に配慮した電気自動車(EV)やプラグイン・ハイブリッド車(PHV)などの新エネルギー車(NEV)の普及が見込まれる昨今において、電気自動車の販売では首位のテスラです。
そしてCEOのイーロン・マスク氏、テスラだけでなく米宇宙開発企業の「スペースX」のCEOでもあり、2016年12月には、フォーブスの世界で最も影響力のある人物ランキング21位に選出された話題の人物です。
マスク氏がCEOであるスペースX、最近のニュースで同社の民間宇宙船「クルードラゴン」に日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗し、国際宇宙ステーションとのドッキングに見事成功したと報じられました。
野口さんのTwitterには、マスク氏へのツイートがありました。
Thanks, Elon! We are ready to serve. https://t.co/bwAoOTAJG1
— NOGUCHI, Soichi 野口 聡-(のぐち そういち) (@Astro_Soichi) November 15, 2020
株価はコロナ前の水準以上に上昇
コロナで3月には一時74.94ドルの年初来安値を見せたテスラの株価、その後は上昇傾向を維持しつつ9月1日には一時502.49ドルで上場来高値を更新しています。
テスラの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月18日終値 | 2020年11月16日終値 | 増減率 |
---|---|---|
72.24ドル | 408.09ドル | 464.9% |
株価、業績、話題性と、好調なテスラ、今後も注目したい優良企業したいですね。