ステーキレストランのブロンコビリー、2020年12月期本決算 純利益は前年の黒字から5億8,800万円の赤字
ステーキレストランでお馴染みのブロンコビリー、2020年12月期本決算が発表され売上高は前年比-22.6%の172億7,200万円、純利益は前年の黒字から5億8,800万円の赤字で減収減益となりました。
また2021年12月期(2021年1月1日~2021年12月31日)の通期業績予想に関しては、コロナの影響で算定が困難なため現時点では未定としています。
コロナの中での減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- コロナで店舗休業による店舗休止損失及び減損損失等が生じた
コロナによる休業や営業時間短縮、また利用者の外食控えが、業績に大きなダメージを与えています。
なお、発表されたブロンコビリーのIR情報の詳細は下記になっています。
2019年12月期 | 2020年12月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 22,324 | 17,272 | -22.6% |
営業利益 | 2,395 | 162 | -93.2% |
経常利益 | 2,458 | 250 | -89.8% |
純利益 | 1,544 | -588 | ― |
ブロンコB、前期経常は90%減益も上振れ着地・10-12月期(4Q)経常は49%減益、今期業績は非開示
20年12月期の経常利益(非連結)は前の期比89.8%減の2.5億円に大きく落ち込んだが、従来予想の1.5億円を上回って着地。
コロナショックで3月には1,680円で年初来安値を更新したブロンコビリーの株価、最近は2,200円台を推移しています。
ブロンコビリーの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年3月13日終値 | 2021年1月19日終値 | 増減率 |
---|---|---|
1,776円 | 2,227円 | 25.4% |
ブロンコビリーの株主優待は店舗で使える優待券など
現時点のブロンコビリー株主優待は、店舗で使える優待券、もしくは200株以上の株主にはお米となっています。
100株以上 | 株主ご優待券:2,000円分 |
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200株以上 | 株主ご優待券:3,000円分、もしくはお米:2kg |
500株以上 | 株主ご優待券:5,000円分、もしくはお米:4kg |
1,000株以上 | 株主ご優待券:8,000円分、もしくはお米:5kg |
2,000株以上 | 株主ご優待券:15,000円分、もしくはお米:10kg |
※お米は新潟県魚沼産コシヒカリを予定
コロナにより大きなダメージを受けている飲食業、ブロンコビリーも例外なく今回の本決算は減収減益となりました。コロナで厳しい状況は続きますが、どのような巻き返しをはかるのか今後も注目したいですね。