ASKUL(アスクル)、2021年5月期本決算 純利益は37.2%増の77.58億円で増収増益

事務用品の通信販売でお馴染みのアスクル、2021年5月期本決算が発表され売上高は前年同期比5.4%増の4,221億円、純利益は37.2%増の77.58億円で増収増益となりました。

一緒に発表された2022年5月期の連結業績予想（2021年5月21日～2022年5月20日）に関しては、現時点で純利益90億円の見込みとなっています。

今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。

• コロナの感染拡大で、法人向けマスクなどの感染対策商品が好調だった
• 外出自粛に伴う巣ごもり需要を追い風に、個人向けの通販も好調だった

今回発表された決算で、過去最高売上、利益は過去最高を大幅更新となりました。

なお、発表されたアスクルのIR情報の詳細は下記になっています。

2021年5月期の連結業績（2020年5月21日～2021年5月20日）(単位：百万円)

	2020年5月期	2021年5月期	増減率
売上高	400,376	422,151	5.4%
営業利益	8,821	13,923	57.8%
経常利益	8,656	13,850	60.0%
純利益	5,652	7,758	37.2%

出典：IR情報 | アスクル株式会社 企業サイト

アスクル、今期経常は微増で2期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は実質増配

21年5月期の連結経常利益は前の期比60.0％増の138億円に拡大し、22年5月期は前期比0.4％増の139億円とほぼ横ばいを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

出典：株探ニュース

アスクルの株価、前回お伝えした昨年12月には4,000円台を記録し、今年3月には2,132円で年初来高値を更新しています。

アスクルの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。

2020年8月7日終値	2021年7月2日終値	増減率
1,510円	1,752円	16.0%

アスクルの株主優待は割引クーポン

現時点（2021年7月）のアスクル株主優待は、1年に2回の国内の「LOHACO」2,000円割引クーポンとなっています。

アスクル株主優待制度「2021年11月20日基準日以降」

100株以上	1年に2回の「LOHACO」2,000円割引クーポン（※）

※ 税込3,300円以上のご注文につき、お一人様１回限りご利用いただけます。
なお、本クーポンはLOHACO PayPayモール店ではご利用いただけません。

株式メモ | アスクル株式会社 企業サイト

コロナの感染対策商品などが好調で過去最高の売上高となったアスクル、2022年５月期も増収増益を現時点では見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。

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