au 新料金プランpovo(ポヴォ)のメリット・デメリット

2021年10月2日

au 新料金プランpovo(ポヴォ)のメリット・デメリット

【追記】
新たなpovo 2.0が提供開始され、従来のpovoはpovo 1.0となり、現在は受付を終了しています。

先日、au(KDDIと沖縄セルラー電話)から携帯電話の新料金プランpovo(ポヴォ)が発表され、20GB・月額2,480円(税込2,728円)のプラン内容が話題になっています。

2021年3月に開始予定と発表されたpovo、今回は現時点でわかっているそのpovoのメリット・デメリットを簡潔にまとめてみました。

ここが嬉しいpovoのメリット

  • 基本料金は月額2,480円(税込2,728円)
  • 月間データ容量は20GB(20GB超過後は最大1Mbps)
  • au回線の4G(5Gは2021年夏提供開始予定)
  • 「au」「UQ mobile」「povo」間の移行手続きにおいて、当面は契約事務手数料などの手数料は無し

ここが残念povoのデメリット

  • キャリアメール(~@ezweb.ne.jp、~@au.com)は無し
  • 初期設定では「5分以内通話かけ放題」は含まれていない
  • 手続き、サポートはすべてオンライン(店頭・電話でのサポートは無し)
  • 海外ローミングは対応を検討中
  • auの「家族割」「家族割プラス」の割引対象外

au、20GBで月2,480円(税込2,728円)の「povo」(ポヴォ)3月提供 KDDIがドコモに対抗

KDDIがauのオンライン専用ブランド「povo」(ポヴォ)を発表しました。20GBで月2,480円(税込2,728円)の新料金を3月に提供します。

出典:Engadget

初期設定では「5分以内通話かけ放題」が無い20GB月額2,480円(税込2,728円)のpovoですが、他社のNTTドコモ「ahamo」は無料通話付きで20GB月額2,700円(税込2,970円)、ソフトバンク「LINEMO」はpovoと同様に初期設定では無料通話なしで20GB月額2,480円(税込2,728円)となっています。

しかし、追加でオプションを加えることができる「トッピング」というシステムで、例えば「5分以内通話かけ放題」などを追加することができます。

主な追加できる「トッピング」システム

  • 5分以内通話かけ放題(対象外の通話先あり):月額550円
  • データ使い放題 24時間(24時間で220円)
  • データ追加 1GB(1GB当たり550円)

この「トッピング」システム、さまざまなオプションをアプリから用途に合わせにON / OFFできるそうです。

NTTドコモ「ahamo」のように「5分以内通話かけ放題」を使いたい場合、月額550円で「トッピング」システムを利用することになるので、その場合、月額2,980円(税込3,278円「2,728円+550円」)ということになります。

なお月額550円の「5分以内通話かけ放題」ですが、0570や0180などから始まる番号など、国内通話でも一部対象外の電話番号があるのでご注意ください。

au 新料金プラン「povo」
au「povo」
月額 2,480円(税込2,728円)
月間データ容量 20GB(超過後は最大1Mbps)
5G 2021年夏提供開始予定
通話料 国内通話:22円/30秒
(月額550円で5分以内通話かけ放題あり)
キャリアメール ×
テザリング 無料

いち早く月額2,980円(税込3,278円)でサービスを始めている楽天モバイル、そして今回のau新料金プラン「povo」の発表で、大手キャリアの3月以降のスマホ料金戦略が明らかになりました。果たしてユーザーはどのサービスを選ぶのか、今後の展開も注目したてきたいですね。

新発想の料金プラン「povo」誕生|au