アップル好調!株価は史上最高値
iPhoneやiPadでお馴染みのアップル、その躍進が止まりません。
新型コロナウイルスの影響で多くの企業が業績にダメージを受けている中、アップル(Apple)の第3四半期(2020年4~6月期)は市場予想を上回る596億9000万ドル(約6兆2300億円)の売上計上となりました。
アップルが四半期決算好調で株価上昇、新型コロナの影響受けず
新型コロナウイルスもApple(アップル)の進撃を止めることはなかった。同社はウォール街の低評価を粉砕、同社の第3四半期(2020年4〜6月期)に596億9000万ドル(約6兆2300億円)の売上を計上しアナリスト予測の522億5000万ドル(約5兆4550億円)を大きく上回った。1株当たり利益は2.58ドル、予測は2.04ドルだった。
また、先ほど取引を終えた米株市場ですが、アップル株は前日比+40.28ドル(+10.47%)の425.04ドルで史上最高値を記録しました。
2020年4~6月期と言えば、コロナショック真っただ中で経済活動が停滞していた時期でした。そのような時期にも関わらずアップルが好決算を出せたのは下記の理由が挙げられます。
- 外出自粛の中、テレワーク普及、家庭内学習でiPhoneやiPad、Macなどのアップル製品が売れた
私もこの時期、報道で学校に行けない学生がiPadなどのタブレットを使い家庭内学習を行っているのを目にしました。
アップルは株式の4対1分割を行うことを発表
決算報告に伴い株式分割も発表され、すでにアップル株を1株所有している投資家があと3株受け取ることを意味しています。
現在、1株425ドルのアップル株ですが、分割されることにより分割後は今よりも購入しやすい株価にはなるでしょう。
ところで10年前の2010年7月30日のアップル株1株の終値は36.75ドルでした。
例えばこの時期の1株36.75ドルを100株持っていた場合、今は1株425.04ドルなのでこの10年で株価はおよそ11.6倍に上がったことなります。
1ドル105円で計算した場合、385,875円(36.75ドル×100株)が4,462,920円(425.04ドル×100株)となり、驚愕の結果となりました。利回りも単純計算でおよそ27.6%と驚きの数字です。
2020年秋にはiPhone 12シリーズの発売が期待されています。躍進を続けえるアップル、今後も目が離せない優良企業ですね。