コロワイド株 年初来安値を更新し下落
新型コロナウイルスの影響で客足が遠のき売り上げにダメージを受けている外食産業ですが、東京都はその外食産業である飲食店に対し新型コロナウイルスの感染防止策として営業時間短縮を要請しました。
ただでさえ売り上げが落ち込んでいるうえに、更なる営業時間短縮となればダメージは広がるばかりです。
この営業時間短縮の報道で、外食産業株は大きな値下がりを見せ、居酒屋・レストランを中心に全国展開をしているコロワイド株も例外ではありませんでした。
コロワイド株は先ほど取引を終えた株式市場では、1株1,162円の年初来安値を記録し、終値は前日比-22円安(-1.83%)の1,179円でした。コロナ感染第1波時に記録した株価よりも大きな下落となりました。
この年初来安値もショッキングなのですが、コロワイドと言えば最近不穏なニュースが続いています。
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株主優待が魅力的なコロワイド株
不穏なニュースが続いているコロワイドですが、魅力的な株主優待でも知られています。
その優待内容は500株以上の所有で、現時点では店舗で使えるポイント付与(年4回)です。1回につき10,000円相当のご優待お食事ポイントが付与されるので、年間で40,000円相当のご優待お食事ポイントがもらえることなります。
500株以上 | ポイント付与(年4回) 1回につき10,000円相当のご優待お食事ポイント 年間:40,000円ポイント |
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例えば単純計算で500株が60万円、1年間で40,000円相当のポイントがもらえる場合の優待利回りはおよそ6.6%になります。
しかし、コロナ禍で売上に大きなダメージを受け暗い影を落としている外食産業、コロワイドも今後今まで以上に業績が悪化すれば、一つの可能性として株主優待の内容が改悪されることも考えらます。
優待が魅力的なだけに今後もコロワイド株は注視していきたいですね。