本決算で初の黒字化をしたメルカリ、新サービスが続々登場
フリマアプリでお馴染みのメルカリ、2021年6月期本決算が発表され純利益57.2億円で2018年に上場して以来、本決算で初の黒字となりました。
決算好調なメルカリ、続々登場する新サービスが話題になっています。ここで話題にあがっているその新サービスをご紹介します。
- メルカリShops
- Mercari Local
- メルコイン
- メルカリステーション
・メルカリShops
メルカリ内にショップを開設できるサービスで、まとめて出品・在庫管理ができる。
出典:メルカリShops
・Mercari Local
US版メルカリ、Uber社とのパートナーシップによる非接触の同日集荷&配送サービス。
出典:株式会社メルカリ
・メルコイン
暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う暗号資産事業。
出典:Mercoin, Inc.
・メルカリステーション
「メルカリ」を“体験しながら学べる”店舗。新宿、武蔵小杉の常設型ステーションだけでなく、期間限定形式の出店も進行中。(来月より上野マルイと仙台PARCOに期間限定出店予定)
出典:株式会社丸井グループのプレスリリース
プリマアプリにとどまることなく新サービスを続々登場させるメルカリ、躍進力を感じさせます。
なお、上場来初の黒字となったメルカリのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年6月期 | 2021年6月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 76,275 | 106,115 | 39.1% |
営業利益 | -19,308 | 5,184 | – |
経常利益 | -19,391 | 4,975 | – |
純利益 | -22,772 | 5,720 | – |
メルカリ、前期経常は黒字浮上で上振れ着地・4-6月期(4Q)経常は3.8倍増益、今期業績は非開示
21年6月期の連結経常損益は49.7億円の黒字(前の期は193億円の赤字)に浮上し、従来予想の44億円の黒字を上回って着地。
メルカリの株価、以前お伝えした時には5,000円に迫る株価でしたが、2月には6,400円で年初来高値を更新しています。
メルカリの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と終値を比較すると下記のようになっています。
2020年11月10日終値 | 2021年8月25日終値 | 増減率 |
---|---|---|
4,015円 | 5,400円 | 34.5% |
サービスの定着化や先行投資などで赤字が続いていたメルカリですが、上場来初の黒字で安定化が見えてきました。業績好調で勢いに乗り新サービスが続々登場ということで、今後も注目していきたいですね。