米国株好調!NYダウ、ナスダック最高値を更新
7月9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比448.23ドル(1.30%)高の34,870.16ドル、IT(情報技術)株の多いナスダック総合指数も142.13ドル(0.98%)高の14,701.92ドルと上昇し、過去最高値を更新しました。
今回の最高値を更新、理由として下記のことがあげられます。
- 経済再開も進んでいて、景気回復懸念が後退
- 米長期金利が上昇し、金融株や景気敏感株を中心に株価が上昇
金融株が買われた理由として、今週から本格化する決算発表を先取りする動きを流入したことも考えられます。
また、コロナワクチン接種が進んでいて、コロナへの不安が以前に比べ落ち着いている点も挙げられるでしょう。
NYダウ終値3万4870ドル、1週間ぶり最高値更新…景気先行きへの警戒感和らぐ
9日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比448・23ドル高の3万4870・16ドルとなり、1週間ぶりに最高値を更新した。
ダウ平均、以前お伝えした昨年9月には2,800円台を記録していましたが、当時よりも大きく高値を更新する結果となりました。
ダウ平均とナスダック、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年7月10日終値 | 2021年7月9日終値 | 増減率 |
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26,075.30ドル | 34,870.16ドル | 33.7% |
2020年7月24日終値 | 2021年7月9日終値 | 増減率 |
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10,363.20ドル | 14,701.92ドル | 41.9% |
先ほど取引を開始した日本株市場、週末の米株高の影響を受け本日10時台には日経平均株価は600円以上の上昇を見せています。米株、日本株共に今後の展開も注目していきたいですね。