緊急事態宣言解除を受けJAL、ANA、空運業株が大幅高!
先ほど取引を終えた日本株式市場、日経平均は前日比529.52円高の大幅続伸、全33業種が上昇し、中でも空運業が上昇率トップとなりました。
空運業の株価上昇の要因として下記の2点があげられます。
- 緊急事態宣言解除をうけ、旅客回復への期待
- 政府が旅行や飲食業界向け需要喚起策による支援を行う方針を固めた
7月下旬から旅行クーポン発行 緊急事態解除受け喚起策―政府
政府は25日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を被った旅行や飲食業界向け需要喚起策による支援を、7月下旬から実施する方針を固めた。緊急事態宣言解除が同日にも正式決定される見込みとなるなど収束への道筋が付いてきたため、割引クーポン発行を柱とする「Go To キャンペーン」と名付けた一連の支援策を急ぐ。
本日のJAL、ANAの終値ですが、前日と比べ5%以上の上昇を見せました。
- JAL株価:2,232.5円 前日比+168.5(+8.16%)
- ANA株価:2,726円 前日比+147.5(+5.72%)
参考にコロナショックで暴落した時の株価とも比較してみましょう。
コロナショック時の安値 | 2020年5月26日終値 | 上昇率 | |
---|---|---|---|
JAL | 1,656円 2020年4月6日 |
2,232円 2020年5月26日 |
34.78% |
ANA | 2,060円 2020年4月6日 |
2,726円 2020年5月26日 |
32.33% |
新型コロナウイルスは完全終息には至っていませんが、政府支援などが上手く作用すれば今後の空運業株価の更なる上昇も見込めそうですね。