ナスダック、終値9,489.87ドルで順調に回復傾向

ナスダック、終値9,489.87ドルで順調に回復傾向

コロナショックで世界の株式市場は大ダメージを被ったのですが、アメリカのハイテク株を扱うナスダック(NASDAQ)株式市場も例外ではありませんでした。

ところが最近のナスダック株式指数はコロナショック前の状態に戻りつつあります。

5月29日に終えた取引では、前日比+120.88高(1.29%)の9,489.87ドルとなりました。

コロナショック以前の高値 コロナショック時の安値 直近の終値
日付 2月19日 3月23日 5月29日
ナスダック総合指数
(その日の終値)
9,817.18 6,860.67 9,489.87

コロナショック以前は9,817ドルあったナスダック総合指数ですが、3月には6,860ドルと-30%下落しました。

しかし、直近の数字で比較するとコロナショック前の高値9,817ドルより約-3%低い9,489ドルと、コロナショック前の状態に戻りつつあります

報道によればニューヨークでは6月8日より一部で経済活動を再開させるとあり、経済市場も以前のような正常化に向けて動きつつあります。

NY市再開、来月8日見通し 正常化へ市長「大きな一歩」

【ニューヨーク時事】米国最多の新型コロナウイルス感染者を出している東部ニューヨーク州のクオモ知事は29日の記者会見で、現在の改善傾向が続けば、停止しているニューヨーク市の経済活動が6月8日に一部再開する見通しだと発表した。

出典:時事ドットコム

世界各地での都市封鎖が緩和され、以前の経済活動が再開されつつある現状、株式市場もコロナショックを乗り越え上手く活性化していくか期待したいところです。