自粛期間中の断捨離などでメルカリ株価が年初来高値
自粛期間中、大掃除や断捨離で不用品を処分した人は多いでしょう。そんな不用品処分に一役買っているのが、メルカリなどのフリーマーケットアプリです。
フリーマーケットアプリ、通称フリマアプリでは不用品だけでなく、転売ヤー(商品を転売する人、転売によって一儲けしようと目論む人達)が規制される前のマスクやアルコール消毒品などを通常よりも高い値段で多数出品し、そのことがニュースでも取り上げられ問題となっていました。
規制前のマスク売買は通常よりも高い値段にも関わらず新型コロナウイルス予防で需要が高かったため、売買取引が成立していました。
メルカリは取引成立数が多いほど利益が増加する仕組み
メルカリの利益のからくりですが、ユーザー同士の取引成立数に比例して利益が増えます。
それは、基本的に出品者の商品が購入者に売れた場合、出品者は売上価格の10%をメルカリに徴収されます。
取引が成立し売上が発生するたびに、メルカリはその売上価格の10%を利益として得られるのです。
大掃除や断捨離で不用品、転売ヤーによる需要過多の商品(現在、一部商品は出品規制されています)、それらが多数売れることでメルカリの利益は拡大していきます。
そのメルカリの躍進を象徴するように、メルカリの株価は5月22日に年初来高値3,050円を記録しました。
日本国内だけでなく、米国メルカリ事業にも力を入れているメルカリ、今後も利益を拡大していくのか注目の企業です。