Switch、あつ森大ヒットで任天堂が大幅な増収増益
任天堂が発表した2021年3月期第1四半期(2020年4~6月)の決算が大幅な増収増益で絶好調です。
好調の要因は「4~6月の自粛期間中の巣ごもり需要で、ゲーム機とソフトが爆発的に売れた」ことです。
一部ソフトはパッケージ版だけでなくダウンロード版もあるので、自粛中の外出を控えたい時期に、わざわざ店頭に出向かずソフトが買えた点も売上好調につながっています。
任天堂、巣ごもり需要で大幅な増収増益 Switch好調、ダウンロード販売やサブスクも伸長
任天堂が8月6日に発表した2021年3月期第1四半期(20年4~6月)の連結業績は、売上高が3581億600万円(前年同期比108.1%増)、営業利益は1447億3700万円(同427.7%増)で大幅な増収増益だった。
売上高 | 3,581億600万円(+108.1%) |
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営業利益 | 1,447億3,700万円(+427.7%) |
経常利益 | 1,503億2,900万円(+576.2%) |
純利益 | 1,064億8,200万円(+541.3%) |
あつ森現象を生んだ「あつまれ どうぶつの森」
主力のゲーム機「Nintendo Switch」が好調に売れただけでなく、その専用ソフトである「あつまれ どうぶつの森」も大ヒットしました。
巷では「あつ森」の愛称で親しまれ、巣ごもり中に多くの人があつ森を楽しむ様子は"あつ森現象"として報道されました。
その「あつまれ どうぶつの森」は、2020年3月に発売されて以降、世界売上本数が累計2,240万本と驚きの数字を記録しています。
日本国内でも、「あつまれ どうぶつの森」のパッケージ版とダウンロード版含めた売上が累計715万本となり、初代スーパーマリオブラザーズの日本記録を超えたと話題になっています。
ちなみに「あつまれ どうぶつの森」のパッケージ版とダウンロード版には違いはありません。ゲームカードの入れ替えが面倒ならダウンロード版、遊ばなくなった場合に売ることを想定しているのならパッケージ版がいいかもしれませんね。
株価も好調
好成績の決算を受け、直近の株価は50,460円の前日比 +1,270 (2.58%)と高値圏を推移しています。
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