横浜ゴム、2020年12月期本決算 純利益は-37.3%の263億1,200万円で減収減益
タイヤ・ゴムメーカーでお馴染みの横浜ゴム、2020年度本決算が発表され売上高は前年比-12.3%の5,705億7,200万円、純利益は-37.3%の263億1,200万円で減収減益となりました。
コロナの中での減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- 新車用タイヤは、9月までの需要が大きく減少する
- 市販用タイヤもコロナによる消費活動の停滞で売上収益は前期を下回る
2020年度の本決算は減収減益となりましが、第4四半期(10月~12月)においては国内で冬用タイヤの販売が好調でした。
なお、発表された横浜ゴムのIR情報の詳細は下記になっています。
2019年本決算 | 2020年本決算 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 650,462 | 570,572 | -12.3% |
営業利益 | 58,564 | 36,409 | -37.8% |
純利益 | 41,971 | 26,312 | -37.3% |
浜ゴム、前期最終が上振れ着地・今期は31%増益、1円増配へ
20年12月期の連結最終利益は前の期比37.3%減の263億円に落ち込んだが、従来予想の185億円を上回って着地。
コロナショックで3月には1,112円で年初来安値を更新した横浜ゴムの株価、近日は上昇傾向にあるもののコロナ前の水準までには戻っていません。
横浜ゴムの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年3月19日終値 | 2021年2月19日終値 | 増減率 |
---|---|---|
1,170円 | 1,800円 | 53.8% |
2020年度連結決算は減収減益となった横浜ゴムですが、2021年度通期の連結業績予想は純利益31.1%増の345億円を計画していると発表しました。計画通りの収益となるのか今後の業績も注目していきたいですね。