出前館、デリバリーニーズで売上高54%増、純利益41億円赤字

出前館、デリバリーニーズで売上高54%増、純利益41億円赤字

人気お笑いコンビ、ダウンタウンの浜田雅功さんがCDO(チーフ出前オフィサー)を務める出前館の2020年8月期の決算発表があり、売上高が前年比54.6%増103億円、純利益は41億円赤字の増収減益となりました。

今回の増収の理由として下記があげられます。

  • コロナによる在宅勤務の広がりや外食を控えることにより、デリバリーニーズが高まった
  • シェアリングデリバリーの拡大による配達代行手数料の増加
  • 出前館事業のアクティブユーザー数、加盟店舗数、オーダー数の増加
    特に加盟店舗数は前年同期比で165%増

そして減益の理由として下記があげられます。

  • 積極的な事業展開と投資を実行
  • 新株発行の費用を計上

発表されたIR情報の詳細は下記になっています。

2020年8月期の連結業績(2019年9月1日~2020年8月31日)(単位:百万円)
2019年8月期 2020年8月期 前期比
売上高 6,666 10,306 54.61%
営業利益 △39 △2,623
経常利益 △7 △2,919
純利益 △103 △4,112

出典:株式会社出前館 IRニュース

出前館、20年8月期は54%増収 投資拡大で41億円の純損失

出前館2484.Tは15日、2020年8月期連結決算で売上高が前年比54.6%増の103億円、純損益は41億円の赤字(前年は1億円の赤字)となったと発表した。

出典:ロイター

出前館の株価ですが、コロナ前の水準より大きく上昇しています。先日の10月12日には年初来高値3,295円記録し、先ほど取引を終えた本日の株価は1株3,025円、前日比-80円(-2.58%)となっています。

出前館株チャート

今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。

2020年3月19日終値 2020年10月15日終値 増減率
548円 3,025円 452.01%

増減率は452%と高く、デリバリーニーズの高まりで売上も前期比で54%増となっていることもあり、投資家からの大きな期待感もうかがえます。

株主優待は出前館で利用できるTポイント(期間固定)

現時点、出前館の株主優待は、出前館で利用できるTポイント(期間固定)で、株の保有期間が長ければもらえるTポイントも増える仕組みになっています。

出前館優待制度:出前館で利用できるTポイント(期間固定)
保有株式数、保有期間
(保有期間優待も含め記載)
2月末日 8月末日
100株以上、1年未満 3,000円分 3,000円分
100株以上、1年以上2年未満 3,000円分 3,300円分
100株以上、2年以上3年未満 3,000円分 3,600円分
100株以上、3年以上4年未満 3,000円分 3,900円分
100株以上、4年以上5年未満 3,000円分 4,200円分
100株以上、5年以上6年未満 3,000円分 4,500円分
100株以上、6年以上7年未満 3,000円分 4,800円分
100株以上、7年以上 3,000円分 5,000円分

春にLINEグループとの資本業務提携をおこなった出前館、今後も積極的な成長戦略をおこなっていく方針で、例えばLINE IDとの連携を通じユーザー数の拡大と利用促進を図ることをあげています。

デリバリーニーズに応える形で大きく業績を伸ばし、「デリバリーの日常化」をかかげ、加盟店舗数を拡大させる出前館、今後の更なる躍進を期待したいですね。