日本駐車場開発、2024年7月期1Q決算 純利益は-23.6%の13.89億円で減収減益
駐車場経営などでお馴染みの日本駐車場開発、2024年7月期第1四半期の連結業績(2023年8月1日~2023年10月31日)が発表されました。売上高は前年同期比-17.4%の76.91億円、純利益は-23.6%の13.89億円で減収減益となりました。
また2024年7月期の連結業績予想(2023年8月1日~2024年7月31日)に関しては、純利益48億円(前期は44.08億円)を見込んでいるとの発表がありました。
今回の減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- 栃木県で展開するテーマパーク事業が盆期間に台風が上陸、9月中旬まので酷暑などで来場者減少となる
- 長野県などのスキー場事業が営業損益で赤字となる
主力の駐車場事業は、スタッフが駐車を代行するサービスなどで増益となりました。
なお、発表された日本駐車場開発のIR情報の詳細は下記になっています。
2023年7月期 第1四半期 |
2024年7月期 第1四半期 |
増減率 | |
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売上高 | 9,314 | 7,691 | -17.4% |
営業利益 | 2,220 | 1,686 | -24.0% |
経常利益 | 2,239 | 1,692 | -24.4% |
純利益 | 1,818 | 1,389 | -23.6% |
出典:IRトピックス | 投資家情報 | 駐車場の運営、管理、サブリースのことなら 日本駐車場開発株式会社
日本駐車場、8-10月期(1Q)経常は24%減益で着地
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比24.4%減の16.9億円に減り、8-1月期(上期)計画の35億円に対する進捗率は48.3%にとどまり、5年平均の54.5%も下回った。
日本駐車場開発株価の動き
日本駐車場開発の株価、2023年3月にお伝えした時は260円台でした。現時点の年初来高値は1月の308円、年初来安値は12月の187円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最高値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2022年12月29日終値 | 2023年12月8日終値 | 増減率 |
---|---|---|
313円 | 187円 | -40.3% |
日本駐車場開発の株主優待は自社グループ駐車場で使える優待利用割引券など
現時点(2023年12月)の日本駐車場開発株主優待は、自社グループ駐車場で使える優待利用割引券などになっています。
500株以上 | 時間貸駐車場1日料金割引券 |
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日本スキー場開発が運営するリフト及びアクティビティ割引券 | |
那須ハイランドパーク割引券 | |
NOZARU割引券 | |
那須高原りんどう湖ファミリー牧場割引券 |
2024年7月期1Q決算で減収減益となった日本駐車場開発、2024年7月期本決算の純利益は48億円(前期比増減率:8.9%増)を見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。