キヤノン電子、2022年12月期3Q決算純利益は21.1%増の39.78億円で増益

2022年10月25日

キヤノングループの一社であるキヤノン電子、2022年12月期第3四半期の連結業績（2022年1月～2022年9月）が発表されました。売上高は前年同期比15.1%増の692.07億円、純利益は21.1%増の39.78億円の増収増益となりました。

また2022年12月期の連結業績予想（2022年1月1日～2022年12月31日）に関しては、純利益66.5億円（前期は53.92億円）を見込んでいるとの発表がありました。

今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。

カメラ用部品など需要が回復した製品の増産対応を進めた
ドキュメントスキャナーは商談が活発化してきた政府・金融向けを中心に積極的な拡販活動を展開し、売上は堅調に推移

なお、発表されたキヤノン電子のIR情報の詳細は下記になっています。

2022年12月期第3四半期の連結業績（2022年1月1日～2022年9月30日）(単位：百万円)
	2021年12月期第3四半期	2022年12月期第3四半期	増減率
売上高	60,118	69,207	15.1%
営業利益	3,745	3,420	-8.7%
経常利益	4,256	5,066	19.0%
純利益	3,286	3,978	21.1%

出典：IR情報 | キヤノン電子株式会社

キヤノン電、1-9月期(3Q累計)経常が19％増益で着地・7-9月期も48％増益

22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比19.0％増の50.6億円に伸びたが、通期計画の81.5億円に対する進捗率は62.1％にとどまり、5年平均の73.3％も下回った。

出典：株探ニュース