ローソン、2022年2月期本決算 純利益は106.0%増の179億円で増収増益
コンビニエンスストアのローソン、2022年2月期の連結業績(2021年3月-2022年2月)が発表され売上高は前期比4.9%増の6,983億円、純利益は106.0%増の179億円で増収増益となりました。
また2023年2月期の連結業績予想(2022年3月1日~2023年2月28日)に関しては、純利益220億円(前期は179億円)を見込んでいるとの発表がありました。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- 生鮮品・冷凍食品・日配食品・常温和洋菓子・酒類は、売上が伸長する
- 特に冷凍食品は、冷凍デザートなどの新機軸のメニューを開発し、2021年11月から順次メニューを拡大により販売が好調に
竹増貞信社長は、「店舗改装を進めたほか、冷凍食品、日配食品の商品開発・品揃え強化など推進し、増収増益となった」と業績概要を解説しました。
なお、発表されたローソンのIR情報の詳細は下記になっています。
2021年2月期 | 2022年2月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 666,001 | 698,371 | 4.9% |
営業利益 | 40,876 | 47,096 | 15.2% |
経常利益 | 37,610 | 47,571 | 26.5% |
純利益 | 8,689 | 17,900 | 106.0% |
ローソン、今期経常は2%増益へ
22年2月期の連結経常利益は前の期比26.5%増の475億円になり、23年2月期も前期比2.0%増の485億円に伸びる見通しとなった。
ローソン株価の動き
ローソンの株価、2021年1月にお伝えした時点では4,900円台でした。現時点の年初来安値は本日更新され4,410円、年初来高値は1月の5,580円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最高値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2021年11月12日終値 | 2022年4月11日終値 | 増減率 |
---|---|---|
5,990円 | 4,435円 | -26.0% |
2022年2月期本決算は増収増益となったローソン、2023年2月期本決算の純利益は220億円(前期比増減率:22.9%)を見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。