象印マホービン、2022年11月期1Q決算 純利益は15.1%増の27.56億円で増益
魔法瓶でお馴染みの象印マホービン、2022年11月期第1四半期の連結業績(2021年11月-2022年2月)が発表され売上高は前年同期比7.3%増の265億円、純利益は15.1%増の27.56億円で増収増益となりました。
また2022年11月期の連結業績予想(2021年11月21日~2022年11月20日)に関しては、純利益34億円(前期は45.09億円)を見込んでいるとの発表がありました。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- 調理家電の「炎舞炊き」シリーズや電気ケトルが好調に推移
- 生活家電の加湿器が好調に推移し、前年実績を上回る
海外でも調理家電は好調で、特に北米では巣ごもり消費が継続し好調に推移しました。
なお、発表された象印マホービンのIR情報の詳細は下記になっています。
2021年11月期 第1四半期 |
2022年11月期 第1四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 24,698 | 26,500 | 7.3% |
営業利益 | 3,646 | 3,979 | 9.1% |
経常利益 | 3,590 | 4,148 | 15.5% |
純利益 | 2,394 | 2,756 | 15.1% |
象印、12-2月期(1Q)経常は16%増益・上期計画を超過
22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比15.5%増の41.4億円に伸び、12-5月期(上期)計画の32億円に対する進捗率が129.6%とすでに上回り、さらに5年平均の79.7%も超えた。
象印マホービン株価の動き
象印マホービンの株価、2020年の年末にお伝えした時は1,800円台でした。現時点の年初来安値は2022年1月の1,293円、年初来高値は2022年3月の1,531円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2022年1月19日終値 | 2022年4月1日終値 | 増減率 |
---|---|---|
1,298円 | 1,442円 | 11.1% |
象印マホービンの株主優待は優待特別割引による販売
現時点(2022年4月)、象印マホービンの株主優待は、優待特別割引による販売となっています。
所有株式数 | 優待特別割引 (購入金額合計より割引) |
---|---|
100株以上 | 1,000円割引 |
500株以上 | 2,000円割引 |
1,000株以上 | 4,000円割引 |
2022年11月期1Q決算は増収増益となった象印マホービン、2022年11月期本決算の純利益は34億円(前期比増減率:-24.6%)を見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。