セブン銀行、2022年3月期3Q決算 純利益は前年同期比-25.3%の159.68億円で減益

セブン銀行、2022年3月期3Q決算 純利益は前年同期比-25.3%の159.68億円で減益

セブン&アイ・ホールディングスのグループ企業のセブン銀行、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月-12月)が発表され売上高は前年同期比-0.7%の1,031億円、純利益は-25.3%の159.68億円で減収減益となりました。

また2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)に関しては、現時点で純利益197億円(前期は259.05億円)を見込んでいると発表がありました。

今回の減収減益、理由として下記のことがあげられます。

  • 先行投資等による経常費用の増加が主な原因として減益

ATM利用件数は増加しましたが、新たなATM受入手数料体系の導入や成長投資等に関連する費用が増加し減益となりました。

なお、発表されたセブン銀行のIR情報の詳細は下記になっています。

2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)(単位:百万円)
2021年3月期
第3四半期
2022年3月期
第3四半期
増減率
売上高 104,002 103,199 -0.7%
経常利益 28,731 23,502 -18.1%
純利益 21,386 15,968 -25.3%

出典:株主・投資家のみなさま | セブン銀行

セブン銀、4-12月期(3Q累計)経常が18%減益で着地・10-12月期も15%減益

22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.2%減の235億円に減ったが、通期計画の283億円に対する進捗率は83.0%に達し、5年平均の79.2%も上回った。

出典:株探ニュース

セブン銀行株価の動き

セブン銀行の株価、2021年の年初来安値は1月の215円、年初来高値は3月の277円となっています。

セブン銀行株チャート

株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。

2021年5月31日終値 2022年2月4日終値 増減率
227円 246円 8.4%

今回発表された3Q決算では減収減益となり、2022年3月期本決算は純利益は前期比-24%の197億円を見込んでいるセブン銀行、今後の展開も注目していきたいですね。