コロナショックで荒れる金融市場 NYダウは2,997ドル安で最大の下げ幅を更新
アメリカ時間の3月16日、株式市場の取り引きが強制中断される「サーキットブレーカー」が取引開始しわずか5秒ほどで3度目の発動となり、この日のNYダウは最大の下げ幅を更新し2,997ドル安で取引を終えました。
最近の金融市場は「過去最大の下落」が連発しており、投資家の不安が募っています。
日付 | 金額 | 下落率 | |
---|---|---|---|
NYダウ | 2020年02月12日 | 29,551.42 | -31% |
2020年03月16日 | 20,186.48 |
先月2月12日に高値の29,551.42ドルを記録したNYダウですが、最大の下げ幅となった3月16日には2,997ドル安で20,186.48ドルまで下がりました。現時点に於けるこの期間での下落率は約-31%となっています。
リーマンショック時のNYダウ下落率
参考としてはリーマンショック時のNYダウ相場も載せておきます。
日付 | 金額 | 下落率 | |
---|---|---|---|
NYダウ | 2007年10月09日 | 14,164.53 | -53% |
2009年03月09日 | 6,547.05 |
先日お伝えしたNYダウ 下げ幅ワースト5ですが、3月16日の下げ幅2,997ドル安で順位が変更になったので更新版を載せておきます。ワースト5が今月、先月とすべてコロナショックによるものとなっています。
ダウ下落幅ワースト5
順位 | 日付 | 終値 | 下落幅 | 下落率 |
---|---|---|---|---|
1 | 2020年3月16日 | 20,186.48 | -2,997.10 | -12.93% |
2 | 2020年3月12日 | 21,200.62 | -2,352.60 | -9.99% |
3 | 2020年3月9日 | 23,851.02 | -2,013.76 | -7.79% |
4 | 2020年3月11日 | 23,553.22 | -1,464.94 | -5.86% |
5 | 2020年2月27日 | 25,766.64 | -1,190.95 | -4.42% |
ダウ下落率ワースト5(1900年以降)
順位 | 日付 | 終値 | 下落幅 | 下落率 |
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1 | 1987年10月19日 | 1,738.74 | -508.00 | -22.61% |
2 | 1914年12月14日 | 56.76 | -14.66 | -20.53% |
3 | 1929年10月28日 | 260.64 | -40.58 | -13.47% |
4 | 2020年3月16日 | 20,188.52 | -2,997.10 | -12.93% |
5 | 1929年10月29日 | 230.07 | -30.57 | -11.73% |