ナスダックは最高値接近、コロナショック前の水準に
今朝取引を終えた米国株市場は、NYダウ、ナスダックともに大幅続伸を記録しました。それぞれ終値はNYダウ27,110.98ドル（前日比 3.15% +829.169）、ナスダック9,814.08ドル（前日比 2.06% +198.27）となりました。
ハイテク銘柄の多いナスダックは、2月に付けた最高値まで迫り、終値はコロナショック前の水準にほぼなりつつあります。
NYダウ、雇用回復で829ドル高 ナスダックは最高値接近
5日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸した。終値は前日比829ドル高の2万7110ドル（速報値）と大幅続伸し、約2カ月半ぶりの高値を付けた。ナスダック総合指数は2月に付けた史上最高値が目前に迫った。
今回の米国市場の上昇は下記の理由があげられるでしょう。
- アメリカ政府による迅速な財政対策が上手くいっている
- 経済活動が以前の状態に戻りつつある
- 経済指標の米雇用統計が市場予想に反して好調だった
先日、ナスダック100指数に連動する米国ETF（上場投資信託）であるQQQの好調ぶりを記しましたが、本家のナスダックも上昇傾向にあります。
まだ、新型コロナウイルスは終息していない状況ですが、株価の上昇に見られる通り、NYダウ、ナスダックともに最高値更新は近いうちに見られるのでしょうか。期待したいところです。