ダイドーグループホールディングス、2022年1月期3Q決算 純利益は-15.9%の39.09億円で減益
ダイドーグループの持株会社のダイドーグループHD、2022年1月期第3四半期累計(1月-10月)が発表され売上高は前年同期比1.9%増の1,246億円、純利益は-15.9%の39.09億円で増収減益となりました。
また2022年1月期の連結業績予想(2021年1月21日~2022年1月20日)に関しては、現時点で純利益26億円(前期は32.04億円)を見込んでいると発表がありました。
今回の減益、理由として下記のことがあげられます。
- 先行投資費用の発生や海外飲料事業のコスト上昇により減益
- 国内飲料事業は、天候不順により飲料販売が減速
- 海外飲料事業は、為替変動により日本円換算で目減り
減益の中、サプリメント通販は引き続き高い成長を維持とのことです。
なお、発表されたダイドーグループHDのIR情報の詳細は下記になっています。
2021年1月期 第3四半期 |
2022年1月期 第3四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 122,351 | 124,658 | 1.9% |
営業利益 | 6,377 | 5,257 | -17.6% |
経常利益 | 6,394 | 5,980 | -6.5% |
純利益 | 4,646 | 3,909 | -15.9% |
DyDo、2-10月期(3Q累計)経常は6%減益・通期計画を超過
22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比6.5%減の59.8億円に減ったが、通期計画の43億円に対する進捗率が139.1%とすでに上回り、さらに5年平均の113.0%も超えた。
ダイドーグループHD株価の動き
8月お伝えした時は5,600円台だったダイドーグループHDの株価、今年に入り6月に4,825円で年初来安値、9月に6,090円で年初来高値を更新しています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2021年5月27日終値 | 2021年11月26日終値 | 増減率 |
---|---|---|
4,840円 | 5,060円 | 4.5% |
ダイドーグループHDの株主優待は6,000円相当の株主優待品など
現時点(2021年11月)、ダイドーグループHDの株主優待は、6,000円相当の株主優待品やグループ商品の優待価格販売などになっています。
保有株式数 | 優待内容 |
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100株以上 | 6,000円相当の株主優待品 |
今回発表された決算は減益でありましたが、国内飲料事業は、自販機設置台数の増加で販売数量が増収となっています。自販機網の強化拡充に取り組む中、どのような業績をあげるのか今後も注目していきたいですね。