東京一番フーズ、2021年9月期本決算 売上高は13.7%増の45.18億円で増収
とらふぐ亭などでお馴染みの東京一番フーズ、2021年9月期本決算(2020年10月~2021年9月)が発表され売上高は前年同期比13.7%増の45.18億円、純利益は1,700万円となりました。
前年同期は純利益が-6.17億円で赤字でしたが、今回は1,700万円で黒字となりました。
また2022年9月期の連結業績予想(2021年10月1日~2022年9月30日)に関しては、現時点で純利益8,300万円(前期は1,700万円)を見込んでいると発表がありました。
今回の増収、理由として下記のことがあげられます。
- とらふぐ亭は、閑散期の夏場を中心に、一部店舗で半額セールを実施し好評を得る
- お持ち帰り・デリバリーは好評となり、お持ち帰り販売を拡大、強化
コロナの緊急事態宣言により、営業時間の短縮と一部店舗の休業で売上に大きく影響が出ましたが、最終的には増収となりました。
なお、発表された東京一番フーズのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年9月期 | 2021年9月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 3,975 | 4,518 | 13.7% |
営業利益 | -521 | -1,108 | - |
経常利益 | -447 | 121 | - |
純利益 | -617 | 17 | - |
東京一番、今期経常は15%減益へ
21年9月期の連結経常損益は1.2億円の黒字(前の期は4.4億円の赤字)に浮上したが、22年9月期の同利益は前期比14.9%減の1億円に減る見通しとなった。
東京一番フーズ株価の動き
株価は1月に563円で年初来安値、3月に620円で年初来高値を更新しています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年12月18日終値 | 2021年11月15日終値 | 増減率 |
---|---|---|
553円 | 591円 | 6.9% |
東京一番フーズの株主優待は優待券
現時点(2021年11月)、東京一番フーズの株主優待は、「泳ぎとらふぐコース」など内容を選べる優待券となっています。
優待券1枚につき、下記商品より1点選べます。
- 泳ぎとらふぐコース 一人前
- 炭火焼ふぐ特別プラン(玄海) 一人前(期間限定)
- お米選手権国際大会受賞者生産米2kg パック(魚沼産コシヒカリ)
優待券2枚につき、下記商品を選べます。
- 全国お取り寄せ「くつろぎ」セット(3~4人前)
保有株数 | 優待券枚数 |
---|---|
500株以上 | 1枚 |
1,500株以上 | 2枚 |
2,500株以上 | 3枚 |
3,500株以上 | 4枚 |
4,500株以上 | 5枚 |
コロナの影響を受けつつも、お持ち帰り・デリバリーなどの強化で増収となった東京一番フーズ、今後の展開も注目していきたいですね。