米景気が最悪期を脱した?NYダウ続伸455ドル高
コロナショックにより3月下旬には18,591ドルまで下落したNYダウですが、先ほど取引終了後の終値は24,331ドルでした。
コロナショックが大々的になる2月半ば、29,000ドル台を推移していたことを考えると、徐々に当時の値段に戻しつつあると考えられます。
NYダウ続伸455ドル高 米中対立の懸念和らぐ
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比455ドル43セント(1.9%)高の2万4331ドル32セントとほぼこの日の高値で終えた。
コロナショック禍での今回のNYダウ続伸、下記のポイントがあげられています。
- 新型コロナウイルスの発生源を巡る米中対立の懸念が和らぎ、市場心理が改善
- 経済活動の制限が緩和され始め、米景気が最悪期を脱したとの見方がとられた
- 取引開始前に発表された4月の米雇用統計がほぼ市場の想定通りだったため、売り材料にならなかった
- 上手く新型コロナが終息し経済活動が本格的に再開すれば、雇用者数は回復する
日経平均も20,000円台に回復
3月半ばには16,500円台まで下落した日経平均も、5月8日の終値は20,179円と20,000円台まで回復しています。
このまま上手く終息し世界経済は以前の活気を取り戻すのか…、それともコロナによる景気のダメージが徐々に顕著になり経済が悪化していくのか…、今後の展開を注視していきたいと思います。
以前も紹介したGold Riverさんのツイート、参考に載せておきます。
1929年・2008年と重合せ:5/08 終値
S&P 500 終値ベース
直近高値=0%
高値からの%調整表示
日数調整なし赤:2020年:23日で35.4%下落
未知ウイルスが経済直接攻撃青:1929年:40日で44.6%下落
大底はずっと先緑:2008年:図の2021/6で大底
天:2007/10/9
底:2009/3/9 pic.twitter.com/s8dasmlKpH? Gold River (@Goldriver2020) May 9, 2020