ダイドーグループホールディングス、2021年1月期3Q決算は純利益61.4%増の46.46億円
ダイドードリンコをグループ企業にもつダイドーグループHD、2021年1月期第3四半期決算が発表され経常利益は前年同期比57.5%増の63.94億円、純利益は61.4%増の46.46億円 となりました。
そして併せて発表された通期予想に関しては、経常利益を従来予想の17億円→42億円の+147.1%、純利益は5億円→25億円の+400.0%とそれぞれ上方修正をおこないました。
コロナの影響下での今回の増益、理由として下記のことがあげられます。
- 健康志向の高まりに対応したサプリメントや健康食品などの通信販売が好調に推移
- 直近のコーヒー飲料の販売伸張や原材料価格の低減などにより売上総利益率が改善
最近では、ダイドードリンコの「鬼滅の刃」コラボ缶が話題になっていて、収益にも大きく貢献してくれています。
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— ダイドーブレンド公式アカウント (@dydoblend_jp) October 5, 2020
なお、発表されたダイドーグループHDのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年1月期 第3四半期 |
2021年1月期 第3四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 130,925 | 122,351 | -6.5% |
営業利益 | 3,969 | 6,377 | 60.7% |
経常利益 | 4,059 | 6,394 | 57.5% |
純利益 | 2,879 | 4,646 | 61.4% |
DyDoの今期純利益25億円に「鬼滅の刃」缶ヒットで上方修正
ダイドーグループホールディングスは26日、2021年1月期の連結純利益が前期に比べて41%増の25億円になりそうだと発表した。従来予想は同72%減の5億円だったが、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターをあしらった缶コーヒーが好調で、一転して大幅増益となる。
3月にはコロナショックで一時2,761円となり年初来安値を記録したダイドーグループHD株価、その後の株価はコロナ前の水準以上に上昇していて11月24日には年初来高値の6,040円を記録しています。
ダイドーグループHDの株価、今年の終値を基準に、年初来安値と最新株価を比較すると下記のようになっています。
2020年3月13日終値 | 2020年11月26日終値 | 増減率 |
---|---|---|
2,858円 | 5,690円 | 99.1% |
株主優待はグループ商品を詰め合わせ品
現時点のダイドーグループHD株主優待は、グループ商品の詰め合わせ品となっています。
100株以上 | 継続保有期間半年以上:株主優待品 |
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100株以上 | 継続保有期間5年以上:記念品贈呈 |
- 5年以上保有した株主へ、記念品を贈呈。(保有年数が5年を超えた年に1回限り)
今回の3Q決算は増益、そして最近はダイドーブレンドの「鬼滅の刃」缶が大ヒットで好調なダイドーグループHD、今後も注目していきたい企業ですね。