ビックカメラ、2022年8月期3Q決算 純利益は-7.4%の81.6億円で減収減益
家電量販店でお馴染みのビックカメラ、2022年8月期第3四半期の連結業績(2021年9月~2022年5月)が発表されました。売上高は前年同期比-6.3%の5,965億円、純利益は-7.4%の81.6億円で減収減益となりました。
また2022年8月期の連結業績予想(2021年9月1日~2022年8月31日)に関しては、純利益95億円(前期は87.61億円)を見込んでいるとの発表がありました。
今回の減収減益、理由として下記のことがあげられます。
- テレビ、ゲームやパソコン等が低調であったため、総じて低調に推移
なお、発表されたビックカメラのIR情報の詳細は下記になっています。
2021年8月期 第3四半期 |
2022年8月期 第3四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 636,434 | 596,509 | -6.3% |
営業利益 | 16,177 | 15,276 | -5.6% |
経常利益 | 18,433 | 17,098 | -7.2% |
純利益 | 8,808 | 8,160 | -7.4% |
ビックカメラ、9-5月期(3Q累計)経常は7%減益も対通期進捗は過去平均を超過
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比7.2%減の170億円に減ったが、通期計画の198億円に対する進捗率は86.4%に達し、5年平均の76.5%も上回った。
ビックカメラ株価の動き
ビックカメラの株価、2021年10月にお伝えした時は1,000円台でした。現時点の年初来安値は1月の944円、年初来高値は6月の1,218円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2021年12月1日終値 | 2022年7月12日終値 | 増減率 |
---|---|---|
934円 | 1,167円 | 24.9% |
ビックカメラの株主優待はビックカメラ商品券
現時点(2022年7月)のビックカメラ株主優待は、対象の店舗やネットショップで使える「ビックカメラ商品券」1,000円券になっています。
優待制度 | 基準日 | 所有株式数 | |||
---|---|---|---|---|---|
100株以上 | 500株以上 | 1,000株以上 | 10,000株以上 | ||
所有株式数 に応じた株主優待制度 |
2月末日 | 2,000円 (2枚) |
3,000円 (3枚) |
5,000円 (5枚) |
25,000円 (25枚) |
8月末日 | 1,000円 (1枚) |
2,000円 (2枚) |
5,000円 (5枚) |
25,000円 (25枚) |
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保有期間 に応じた株主優待制度 |
8月末日 | 1,000円(1枚) 1年以上2年未満継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続3・4回記載 |
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2,000円(2枚) 2年以上継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続5回記載 |
長期保有株主には「ビックカメラ商品券」1,000円券を追加贈呈。
#ビックカメラ の #株主優待 が届きました。期限付きのお買い物券です?? pic.twitter.com/VBJykrl814
— おトクな生活 (@otokunaseikats1) May 22, 2022
2022年8月期3Q決算は減収減益となったビックカメラ、2022年8月期本決算の純利益は95億円(前期比増減率:8.4%増)を見込んでいます。今後の展開も注目していきたいですね。