オープンハウス、2021年9月期本決算 純利益は695.82億円で9期連続最高益
松田翔太さん演じる座敷童子のCMでお馴染みの総合不動産会社 オープンハウス、2021年9月期本決算(2020年10月-2021年9月)が発表され売上高は前年同期比40.7%増の8,105億円、純利益は17.0増の695.82億円で増収増益となりました。
売上高、利益ともに9期連続過去最高の更新となりました。
また2022年9月期の連結業績予想(2021年10月1日~2022年9月30日)に関しては、現時点で720億円を見込んでいると発表がありました。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- コロナで自宅にワークスペース等を求める顧客が増え、都心部の戸建住宅に対する需要の高まりで販売が好調に
- 2021年1月より株式会社プレサンスコーポレーションを連結子会社としたことに伴い、業績は大幅に伸びる
ただマンション事業は、東京都23区での土地価格上昇を受け仕入を抑制したため、前年実績を下回る結果となりました。
なお、発表されたオープンハウスのIR情報の詳細は下記になっています。
2020年9月期 | 2021年9月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 575,951 | 810,540 | 40.7% |
営業利益 | 62,129 | 101,103 | 62.7% |
経常利益 | 77,357 | 97,590 | 26.2% |
純利益 | 59,491 | 69,582 | 17.0% |
オープンH、今期経常は12%増で10期連続最高益、12円増配へ
21年9月期の連結経常利益は前の期比26.2%増の975億円になり、22年9月期も前期比11.6%増の1089億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
オープンハウス株価の動き
オープンハウスの株価、1月に3,725円で年初来安値、11月に7,440円で年初来高値を更新しています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年12月22日終値 | 2021年11月12日終値 | 増減率 |
---|---|---|
3,720円 | 7,120円 | 91.4% |
今回発表された決算で売上高、利益ともに過去最高となったオープンハウス、2022年9月期も最高の更新をし、売上高1兆円を目指すとのことです。躍進し続けるのか、今後の展開も注目していきたいですね。