ハローキティのサンリオ、2022年3月期中間決算純利益は19.49億円で黒字化

2021年11月3日

ハローキティ、マイメロディなどの人気キャラクターでお馴染みのサンリオ、2022年3月期第2四半期累計(4-9月)決算が発表され売上高は前年同期比39.4%増の237億円、純利益は19億円の黒字となりました。

純利益19億円は、前年同期の-28億円だった赤字から黒字へ転換となりました。

また2022年3月期の連結業績予想（2021年4月1日～2022年3月31日）に関しては、現時点で15億円（前期は39億円の赤字）を見込んでいると発表がありました。

今回の増収、理由として下記のことがあげられます。

2020年7月に開始したサンリオファン会員向けアプリ「Sanrio+」の会員数、10月には100万人を突破しました。

しかし国内テーマパーク事業は、コロナによる緊急事態宣などもあり入園者数が伸び悩みました。

また特別利益として固定資産売却益38億円を計上しています。

なお、発表されたサンリオのIR情報の詳細は下記になっています。

サンリオ経常黒字化、ECなど好調で　22年3月期

サンリオは2日、2022年3月期の連結経常損益が5億円の黒字（前期は17億円の赤字）になる見通しだと発表した。

出典：日本経済新聞

サンリオ株価の動き

サンリオの株価、1月に1,378円で年初来安値、10月に2,749円で年初来高値を更新しています。

株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。

2020年12月28日終値	2021年11月2日終値	増減率
1,383円	2,654円	91.9%

現時点（2021年11月）、サンリオの株主優待は、サンリオピューロランド、ハーモニーランドの共通優待券や指定ショップで使えるご優待券となっています。