ヴィレッジヴァンガード、2022年5月期1Q決算 純利益は-1.48億円で赤字縮小
ヴィレヴァンの愛称でお馴染みのヴィレッジヴァンガード、2022年5月期第1四半期決算が発表され売上高は前年同期比-12.8%の59.67億円、純利益は-1.48億円の赤字となりました。
また2022年5月期の連結業績予想(2021年6月1日~2022年5月31日)に関しては、現時点で算定が困難なため業績予想は未定としています。
今回の減収、理由として下記のことがあげられます。
- 店舗数の減少により売上高が減少
今回の決算期間末の店舗数は、直営店1店を新規出店し、直営店7店を閉鎖したことで、直営店323店、FC店5店の合計328店となっています。
POPUP事業(期間限定の店舗など)やオンライン事業は前年よりも好調となりました。
利益に関しては、営業・経常・純利益ともに赤字でしたが、前年同期比で赤字額は縮小しています。
なお、発表されたヴィレッジヴァンガードのIR情報の詳細は下記になっています。
2021年5月期 第1四半期 |
2022年5月期 第1四半期 |
増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 6,843 | 5,967 | -12.8% |
営業利益 | -154 | -119 | - |
経常利益 | -160 | -110 | - |
純利益 | -181 | -148 | - |
出典:決算短信・決算公告/決算説明会資料|株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
ヴィレッジV、6-8月期(1Q)経常は赤字縮小で着地
22年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は1.6億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
ヴィレッジヴァンガード株価の動き
ヴィレッジヴァンガードの株価、9月に1,105円で年初来高値を更新しています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
2020年12月7日終値 | 2021年10月20日終値 | 増減率 |
---|---|---|
949円 | 1,098円 | 15.7% |
ヴィレッジヴァンガードの株主優待はお買物券
現時点(2021年10月)のヴィレッジヴァンガード株主優待は、対象の店舗で使えるお買物券になっています。
100株以上 | |
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1年未満保有 | お買物券(1,000円券) 10枚 |
1年以上2年未 満継続保有 |
お買物券(1,000円券) 11枚 |
2年以上 継続保有 |
お買物券(1,000円券) 12枚 |
利用条件:お買い上げ税込2,000円毎に1枚(1,000円券)利用可能。
株価基本情報|株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
このお買物券、以前は枚数制限がなく、レストラン店舗のヴィレッジヴァンガードダイナーでも使えましたが、優待内容が変更されて枚数制限が設けられ、ヴィレッジヴァンガードダイナーでは使えなくなりました。
レストラン店舗のヴィレッジヴァンガードダイナーは、横浜店、原宿店とコロナ前に閉店となっています。
限定商品やコラボ商品、オンライン通販などコロナ対策として力を入れているヴィレッジヴァンガード、今期は黒字化へ転換できるのか、今後も注目していきたいですね。