カラオケの鉄人化計画、2021年8月期本決算純利益は-2.81億円で赤字縮小

2021年10月18日

カラオケボックスでお馴染みの鉄人化計画、2021年8月期本決算が発表され売上高は前年同期比-5.3%の52.4億円、純利益は-2.81億円の赤字となりました。

そして2022年8月期の連結業績予想（2021年9月1日～2022年8月31日）に関しては、現時点で算定が困難なため業績予想は未定としています。

今回の減収赤字、理由として下記のことがあげられます。

子会社が運営するまつ毛エクステ・ネイルサロン「Rich to」は、コロナの中でも堅調な業績となりました。

利益に関しては、営業・経常・純利益ともに赤字でしたが、前年同期比で赤字額は縮小しています。

なお、発表された鉄人化計画のIR情報の詳細は下記になっています。

鉄人化計画、前期最終は赤字縮小で着地・6-8月期(4Q)最終は黒字浮上、今期業績は非開示

21年8月期の連結最終損益は2.8億円の赤字(前の期は15.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

出典：株探ニュース

鉄人化計画株価の動き

鉄人化計画の株価、1月にお伝えした時は200円台半ばでしたが、本日415円で年初来高値を更新しています。

株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。

2020年12月28日終値	2021年10月18日終値	増減率
208円	415円	99.5%

現時点（2021年10月）の鉄人化計画株主優待は、対象の店舗で使える500円の優待券などになっています。

2021年8月期本決算は赤字の結果でしたが赤字額は縮小しています。また本日株価が年初来高値を更新し、投資家からの強い期待もうかがえます。コロナの落ち着きとともに黒字化へ転換できるのか、今後も注目していきたいですね。