フリーランスの味方!退職金や年金のための積立金 小規模企業共済
このご時世、一般企業に属することなくフリーランスとして仕事をしている方も多いと思います。
しかし、サラリーマンとフリーランスを比較した場合、フリーランスは退職金がなかったり、国からもらえる年金が少なかったりと短所があげられます。
今回ご紹介する「小規模企業共済」は、フリーランスに強い味方となる積み立てによる退職金制度です。
毎月自分でお金を積み立てて、自分が事業を辞める時にお金を受け取れる仕組みなんです。
メリット・デメリットがありますので、ポイントを押さえ説明していきます。
メリット
- 高い利率
- 掛け金額を自由に設定できる
- うれしい節税効果
銀行の定期預金金利、高いところでも0.3%の昨今、小規模企業共済の場合は、現時点で「予定利率」は、1.0%となっています。
掛け金は1,000円~70,000円までの範囲内(500円単位)で自由に選択ができます。また、掛け金は経営状況などに応じて、増額、減額も出来ます。
掛け金は全額所得控除になるので、その分節税になります。
デメリット
- 途中で任意解約した場合、元本割れがある
- 1年未満の解約の場合、解約手当金として受け取れる金額が0円
- 共済金の受け取り時に課税させられる(税制優遇あり)
任意解約で掛け金月数が240月(20年)未満の場合は、元本割れしてしまいます。また、12ヶ月(1年)未満で解約の場合、掛け捨てとなってしまいます。
ただし任意解約と廃業の場合では、状況が異なることがあります。
以上、小規模企業共済のメリット・デメリットでした。退職金問題でお悩みのフリーランスの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
さらに詳しく知りたい方は小規模企業共済をご確認ください。