手軽にはじめる不動産投資！REIT、東証REIT指数って？
不動産投資の代表的なものと言えば、マンション・アパートなど投資した不動産を他者に貸し、その賃料収入などを受け取り利益をあげるものがあります。
または、売却益目的で不動産を所有し、その不動産を投資した金額以上で売り、利益をあげるものもあります。（例えば、土地を安いときに買って、高くなってから売却する土地投機もその一つでしょう。）
しかし、そのような不動産投資は、ある程度のまとまった額の資金や頭金が必要となるため、どうしても敷居が高いイメージがあります。
今回は、そんな敷居の高い不動産投資のイメージを取り払ってくれる不動産投資のご紹介です。
そのお手軽不動産投資とは、不動産関連の投資信託です。
不動産投資信託 REIT、そして東証REIT指数って？
不動産投資信託は「REIT」と言われていて、「Real Estate Investment Trust（不動産投資信託）」の略語からきています。
Realとあるように、実物の不動産に投資する投資信託となり、対象の不動産から得られる賃貸料収入を主な収益源としています。
そんなREIT（不動産投資信託）に関連したものに、「東証REIT指数」と言う指数があります。
東証REIT指数とは、東京証券取引所に上場しているREIT（不動産投資信託）の全銘柄を対象にした数値（指数：インデックス）です。
例えば指数で有名なものに日経平均株価がありますが、こちらは東京証券取引所の代表的な225銘柄から算出された平均株価となっています。
東証REIT指数は、日本のREIT市場の状況を把握するため東京証券取引所が算出・公表している指数と言われています。
東証REIT指数に連動したREIT（不動産投資信託）
REITの中には、東証REIT指数に連動する投資成果をめざして運用されるものがあります。
例えば、株で言えば日経平均株価に連動した投資成果をめざすインデックスファンドがありますが、その不動産版を想像していただけるとわかりやすいかもしれません。
東証REIT指数に連動したREITの魅力
- 国内株式と同様に、売買しやすい
- 少額から投資ができる
- 複数の不動産に分散投資ができる
注目の東証REIT指数に連動したREIT（不動産投資信託）
数ある東証REIT指数に連動したREITの中で、注目の商品をピックアップします。
- One ETF 東証REIT指数
管理会社：アセットマネジメントOne、売買単位：10口
- NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信
管理会社：野村アセットマネジメント、売買単位：10口
- ダイワ上場投信－東証REIT指数
管理会社：大和アセットマネジメント、売買単位：10口
リスク軽減の分散投資として、国内REITを上手く活用するのは一つの手法と言えますね。手軽に始められる投資信託による不動産投資はいかがでしょうか。