玩具メーカーのピープル、2021年1月期本決算 純利益は49.5%増の3億3,200万円で増収増益

玩具メーカーのピープル、2021年1月期本決算 純利益は49.5%増の3億3,200万円で増収増益

ぽぽちゃん人形など乳幼児向けの玩具メーカーでお馴染みのピープル、2021年1月期本決算が発表され売上高は前年比19.8%増の44億9,000万円、純利益は49.5%増の3億3,200万円で増収増益となりました。

コロナの中での増収増益、理由として下記のことがあげられます。

  • コロナの巣ごもり需要により、家でも遊べる玩具やゲーム等への消費が高まる
  • 遊具・乗り物カテゴリーは、このコロナ禍での外出自粛による影響がもっとも大きく、当期売上増に大きく貢献したカテゴリーに
  • 海外販売では、中国販売シェアが伸長しつつある

全てのカテゴリー別売上高に於いて、前年比で売上増となりました。

なお、発表されたピープルのIR情報の詳細は下記になっています。

2021年1月期の連結業績(2020年1月21日~2021年1月21日)(単位:百万円)
2020年1月期 2021年1月期 増減率
売上高 3,748 4,490 19.8%
営業利益 293 492 67.9%
経常利益 286 478 67.1%
純利益 222 332 49.5%

出典:株式会社ピープル IR情報

ピープル、前期経常は67%増益で着地・11-1月期(4Q)経常は2.8倍増益、今期業績は非開示

21年1月期の連結経常利益は前の期比67.1%増の4.7億円に拡大した。なお、22年1月期の業績見通しは開示しなかった。

出典:株探ニュース

コロナショックで3月には601円で年初来安値を更新したピープルの株価、その後は上昇傾向に見受けられます。

ピープル株チャート

ピープルの株価、終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。

2020年3月13日終値 2021年3月5日終値 増減率
627円 1,186円 89.2%

2021年1月期本決算は増収増益となったピープル、22年1月期の業績見通しに関しては現時点では不開示となっていますが、この好調ぶりを維持していくのか今後の業績も注目していきたいですね。